見出し画像

夏土用の食養生

西暦2022721()
旧暦水無廿三日
小暑
鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)🦅
小潮
夏の土用二日目

暦の上では夏も終わりに近づき、
夏から秋への繋ぎの『夏土用』二日目です。

ベランダのトマトも色づいてきました。

土用は季節の変わり目の時期ですので、
気温や湿度などの変化により、自律神経が乱れやすい時期となり

『土用の期間は体調管理に気をつける』

という目安にもなります。

季節の変わり目ですから、春夏秋冬で
春土用・夏土用・秋土用・冬土用
と、一年に4回ありますが、
土用のなかでも、厳しい暑さへの注意が必要な
今の『夏土用』が重要視されています。

土用の時期には、それぞれ大事にされるこよみの日があり、それに基づいて、それぞれの時期でこんなものをいただくのが良いとされている食材があります。

『夏土用』みなさんご存じの『丑』うしの日。

今年の年の夏土用の『丑』日は、
723()84()

「うし」にちなんで、
『う』のつく食べ物や、『黒い食べもの』が良い、
とされています。

◉うなぎ(栄養価が高く夏バテ予防となる)

◉うどん(食べやすく胃腸に優しい)

◉瓜(きゅうり・すいか・かぼちゃなど)
(身体の水分代謝を上げて、涼しく過ごせる効果があると言われている)

◉梅干し(含まれているクエン酸が疲労回復を助ける)

◉土用しじみ(しじみはビタミン、ミネラルが豊富で疲労回復を助ける)

◉土用卵(栄養価が高く栄養補給に役立つ)

◉土用餅(あんこに使われている小豆は邪気を払うと言われている)

などなど。

先人の知恵による季節の変わり目の食養生。

この時期の食卓にのぼる機会が増えそうです。

よろしければ、サポートお願い致します。いただいたサポートはより良い情報提供のための情報収集に使わせていただきます。