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マクロビアン薬剤師 春先の雪〜雪中花

マクロビアン薬剤師 春先の雪〜雪中花

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦師走十六日
大寒(だいかん)
水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
西暦2021年1月28日
一粒万倍日

今日は、東京23区でも雪が降りました。

お昼過ぎからグッと冷え込み、少し積もるかのような本降りの時間帯もありましたが、
日が沈むと雨になり、帰る頃にはほとんど降っていませんでした。

太平洋側の雪は、日本の太平洋側の海岸をかするように通過する「南岸低気圧」が原因とのこと。

この太平洋側の雪は、南岸低気圧の進路によるものと、低気圧の発達度合いや上空の寒気の強さ、雲の広がりなど、
さまざまな条件が複雑に関係するとのことで、なかなか予報が当たりにくいと言われているそうです。

仕事の時は特に交通機関の乱れなど、気になることが多く、予報通りに降るのか降らないのかが、
決まれば良いのにと思う方も少なくはないのでしょうか!?

そんなことが気にならなければ、雪を見るとなんとなくワクワクしてしまいます。

そしてその雪の中で咲く花
『雪中花』と言う呼び名をご存知の方もいらっしゃるかと思います。

真っ白な花びら。
そこに黄色の盃をつける。

もうお分かりですね。

『ニホンスイセン』です。

ニホンスイセンは年の暮れには咲き始め、雪の中で咲き続けて春が来るのを告げてくれます。

水仙の名前は、『水辺の仙人』に由来すると言われていて、
和名が
『雪月花』です。

茎を凛と伸ばして、雪の重みで倒れてもまた起き上がって、独特のお上品な香りを放っています。

水仙の上に雪が降り積もるのを見かけると、もうすぐ春を感じます。

明日は、獅子座の満月。

今日の雪で空が綺麗に洗われて、月明かりを感じられる夜空になることを祈ります。


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