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マクロビアン薬剤師 患者さまのお名前を呼ぶ声

マクロビアン薬剤師 患者さまのお名前を呼ぶ声

認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入ってもうすぐ8年になります。

薬剤師としてのキャリア30年を超えてから、
大手チェーン薬局のラウンダー(応援専任職)として、働いています。

今年の新入職員は、ちょうど新型コロナウイルス感染者が増えてきた頃の入職になり、
入社式もリモート。
集合研修もリモート。
入職後研修もリモートという形で、
ほぼ実務で教育していく形となってしまいました。

大丈夫かな、、という心配と、
頑張って欲しいという期待が入り混じった8ヶ月。
立派に成長している形は『声』となって現れます。

調剤薬局では、お薬の準備が出来ると、処方箋お預かり時にお渡しした番号札の番号か、
お名前でお呼び出しをしています。

新人薬剤師は、ほとんどの場合、お薬の準備の工程を理解して、その作業ができるようになってから、
お薬の患者さまへの説明とお渡し、
いわゆる『投薬』業務を任されるようになります。

知識はあっても、それを患者さまにお伝えできるかどうかはまた違う次元のお話となります。

患者さまとのファーストコンタクトは、患者さまのお呼び出し。
そして、目の前に患者さまがいらした時のご挨拶です。

これらがうまくいくと、続くお話も大抵スムーズに進みます。

新人薬剤師は、まず発声が大事と、密かに思っています。

自分の話し方を傍で聞きながら、学んでいるのを感じるとこちらも緊張します。

自分自身初めから、今のようにスムーズにお話できたわけではありません。

色んなシーンを何万回と繰り返すうちに、今のように話せるようになりました。

それを見て学んで、真似て、自分オリジナルの話し方を身につけてもらえれば願ったり叶ったりです。

今月に入った頃から、新人薬剤師たちの声色が変わってきたのを感じます。

自信の現れだと感じます。

そして、ちょっぴり嬉しかったのが、わたくしがよく使う『言い回し』を取り入れて、
お話しているのが聞こえてきた時です。

あれ!?お!っとなるのですが、ちゃんと意味を汲み取って話せているかが心配になってしまい、
聞き耳を立ててしまいます。

親心の気持ちです。

最近は、新人薬剤師に助けてもらうことも多くなり、彼女たちも先輩になる準備が出来ているのだと思うと、
自分もさらに頑張ろうと思うのでした。

まずは、毎日を健康に過ごしたいと思います。


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