茨城の旅🌸
5月の連休中に東京へ旅行しました。
その旅の2日目。
今回は自由気ままな一人旅ではなく、パパさんと一緒、ということは観光地巡り。
それでも大好きな春馬くんの故郷の茨城県へ行くのだから気持ちのソワソワがバレないようにと(*^^*)
今年の正月の朝のこと。茨城県の袋田の滝からTV中継をやっていた。
袋田の滝は、栃木県日光の華厳の滝、和歌山県那智の滝とともに「日本三名瀑」と呼ばれている。正月の朝のTVでは、滝の流れる水は完全に凍っていなかったけれど、壮大で美しい幻想的な景色をいつか目の前で見てみたいね、と話していた。
以前一人旅でレンタカーで初の茨城県を観光した時、次回ぜひ行ってみてとレンタカーやさんに勧められていたところへ。
品川から水戸まで特急電車に乗り、水戸駅でレンタカーを予約していた。
今年のゴールデンウィークは天気のいい前半にどこも賑わい、渋滞も覚悟しなければというのは予想通りで、水戸までの電車は席が取れずドア付近に立ってずっと外を眺めていた。特急電車の座席の仕組みがいまいちわからない。空いてる席もこれから乗車してくる予約席のため座れない。
パパさんはその日も前日までの仕事疲れが残っている様子だったけど、運転の得意な彼は車を運転し始めると少しずつ回復してきたみたいでした。
長閑な田園風景の中を進み、多くの人で賑わっている幾つもの道の駅を横切る。
「道の駅は帰りに行きたい!干し芋とか納豆とかたくさん野菜を買いたい…」
帰りにここを通ったら行こう、ということで、長閑な風景の中に『大子町』の標識を見つけた。
北茨城に位置する大子町は、本美濃紙の原料となる楮が地元茨城の"大子那須楮(だいごなすこうぞ)"と知り、2019年の12月、セーターとジャンパーを着た春馬くんが"大子那須楮"を学ぶために訪れた町だった。
岐阜の紙漉職人の方から、「大子那須楮は間違いなく日本一、美濃和紙の生命線」と誇るが、生産者の高齢化などにより生産が激減していることを聞き、
「茨城県出身として、楮を守るお手伝いができないか、大子町を訪ねたい」と発していた春馬くん。
楮を収穫して和紙の原料とする作業は寒い冬の間に行われる。
私が訪れたのは5月はじめ、新緑が眩しく穏やかな風景だった。この辺りも同じような景色が毎年巡ってくるのかな。
連休中はこの辺りも大渋滞と思っていたけれど、どこまで行っても車はスイスイと気持ちよく走り、袋田の滝の無料駐車場に停めた。
ここに来るまでの間「奥久慈りんご🍎」や「ようこそ、リンゴ園へ」の看板をたくさん見つけました。
袋田の滝
滝の流れが大岩壁を四段に落下することから「四度(よど)の滝」とも呼ばれています。
私も慣れない短歌を詠んでみました(^^;
白糸の千のしぶきが空を舞う
君もみたかな 袋田の瀧
駐車場へ戻る途中に、香ばしいアップルパイの甘いにおいがした。
甘い香りの煮詰められたりんごがぎっしり入っていて、焼き立てのアップルパイはめちゃめちゃ美味しかった♡
全部食べたいけれど、茨城にきたら常陸秋そばも食べたいと半分残して、明日の朝食にしようと大事に持って帰ることにした。
竜神大吊橋
次の目的地は竜神大吊橋。ここはパパさんが行きたいっていったところで袋田の滝から車で20分ほど、所々に紫色の山藤を眺めながら、ひんやりと涼しい山の中を走った。
竜神峡は、奥久慈県立自然公園に位置し、竜神大吊橋は竜神ダムの上にかけられている、日本最大級の吊橋です。
茨城は素晴らしいところがたくさんあるのですね!
袋田の滝の何倍も、ここはたくさんの人で賑わっていました。大自然の中で、数えきれないほどの鯉のぼりが逞しく風になびかれ泳いでました。
それにしてもどうやってワイヤーを張るのだろう⁈
ここ竜神大吊橋から約20キロのところに、一つ気になってた場所へ、水戸駅でレンタカーを返す前に思い切っていくことにしてみました。
御岩神社
御岩神社は、宇宙レベルの最強パワースポットらしく、宇宙まで届く"光の柱"が立っていることで有名という記事を目にしました。
「アポロ14号の宇宙飛行士エドガー・ミシェルさんが、宇宙から地球を眺めたとき、1ヵ所だけすごく光っていた場所があったそうで、その緯度経度を計測したところ、その場所が御岩神社だった」とか、「宇宙飛行士の向井千秋さんも、日本に光の柱が立っていて、その場所を調べたら日立市の山中だった」という記事です。
地球と宇宙が繋がる場所ってすごい‼︎
到着したのは、16時45分。第四駐車場まであったので、日中の訪問者は多かったと思う。
大きな鳥居を潜ると「この時間に行けるのは御岩神社までです」とのこと。
御岩神社のある御岩山は神域であり、頂上まで片道60分かかるようで、午後3時以降は入山できない。他にも降雨や降雪時の入山禁止や登拝ルートの厳守など、神山へ向かうための心得が細かくありました。
いつか縁があれば山頂まで訪れてみたいです。
大きな鳥居とそこから見える静かな厳格な風景は、とても神聖な場所でした。身体に纏うひんやりとする空気はとても重くてとても軽やか。
人の声が消えてしまうくらい、静かで厳かな場所でした。
ん?今世、来世の両方を願ってしまった(焦)
私はかなり欲張りなんだろうなぁ…と反省!
今世は色々あるけど私は十分に幸せで、
いつも他に願う事がいつもなかなか思いつかない。家族のこととか今の情勢のこととか…、穏やかでありますようにとか…。
来世を願うって、今まで本気で思ったこともなかったけれど、咄嗟に純粋なお願いごとを一つだけ、気持ちよく伝えられた。
たぶん、こっちの方が叶わないけどこれからも願い続けることかもしれない、そう思った。
身体と心がチグハグな時や毎日流れる時間の速さに置いて行かれて不安になる時もあるけど、そんなことなど微塵も気にしなくていいと言われているようでした。
初めての土地を一緒に旅する人がいるってやっぱり楽しい。
写真が多くなりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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