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【Netflix】人気の『ブラック・ミラー』を(極力)胸糞回避で見たい。


遅めの時間にこんばんわ~。秋山未有です。

雨も降って、また寒くなりましたね。ウチも絶賛床暖中。


さて。

「みなさん、『ブラック・ミラー』見てますか??


『ブラック・ミラー』は #Netflix絶賛配信中のシリーズ。

急速な進化を遂げたテクノロジーがもたらす歪みと人間の醜い業が交わる時、そこに広がるのは世にも不思議で奇妙な世界・・・。オムニバスで綴るSFシリーズ。(Netflix公式より)

説明文にもでちゃってるけど、イギリス版「世にも奇妙な物語」なんて言われたりもしています。

1話あたり40分~90分くらいで、1話完結型でドラマと映画を融合したようなものなので「なんか見たいけど2時間以上はしんどいな~」って方にも、スキマ時間で見やすい作品。
こういう形式のものを「テレビ映画」と言ったりもするそう。そのまんまやないかい。

『ブラックミラー』シリーズのその他基本情報

2011年からスタート
去年の最新シリーズ(2019年)を合わせると全部で5シーズン
1シーズンあたりは3~5話
現在は全22話がNetflixで配信中

さっきから「シーズン」「シーズン」連発してますが、ブラックミラーにおいてはシーズンのくくりは有って無いようなものです。例えば「シーズン3の2」から見ても全然大丈夫なのでご安心を。


ただ、タイトルにもあるように。この『ブラック・ミラー』シリーズは結構胸糞エンディングな作品もあるんですよね。

「あんなに頑張ったのに報われない」とかほんと多いです。
シーズン3の3話『秘密』とか「神も仏もあるものか!」ってこのことだなあって思うくらい胸糞悪い度120%の仕上がりになってます。

ぶっちゃけ、ブラック・ミラーのファンの方々は「胸糞待ち」で視聴している人も多い気がする。
『ブラックミラー 胸糞 おすすめ』とかで調べると、そんな胸糞大好きなブロガーさんたちのまとめ記事が沢山出てきます。


でも私の場合、
胸糞エンディングを見たくないときの方が多いんです。泣

胸糞ってつらくないですか。
共感性羞恥に近いのかもしれないけど、胸糞作品に出会うとその日と翌日くらいは、映画の内容ととその胸糞感覚が頭から離れなくなる。

ただでさえ気が滅入る雨に、連日のコロナ関連のニュース。私は、胸糞(物)好きの方にも、そうじゃない方にも、少しくらいほっこりしたり、優しい気分で毎日過ごしてほしい。

なので!

今日は、そんな胸糞嫌いの秋山未有が選ぶ

『ブラック・ミラー』胸糞(極力)回避ベスト3

を発表します!


↓恋愛系寄りに選びました↓

もくじ
1:シーズン4『HANG THE DJ』
2:
シーズン3『サン・ジュニペロ』
3:シーズン3『ランク社会』
4:シーズン2『ずっと側にいて』

1と5から選べなかった・・・


1:シーズン4『HANG THE DJ』

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男女交際の全てをお膳立てするシステムを通して出会ったフランクとエイミーは、別れのタイミングまで決められたそのシステムに疑問を持ち始める。(Netflix公式より)

胸糞度がほっとんどなくて、ホラー要素もなく、ブラックミラーの中でも1番見やすい作品だと思ってる!

2年ほど前にブラックミラーに出会い、なんとなく気になるタイトルから選んで見ていった私の中で、初めて胸糞を感じずに見られた作品。なのでより胸糞のなさが強調されて印象に残っています。というか感謝に近い

序盤で説明があるのだけれど、システムのAI端末「コーチ」は成功率99.8%だそうで、むしろコーチの選んだ人物と結婚しなければ間違いなく不幸になる!くらいこの世界においてコーチの存在は絶対。

また、彼らが暮らしている世界はとっても快適でオシャレなんですが、コーチの指示に抗えばこの「楽園」を追い出されることになる。

(この「楽園」の世界観がハイテク好きの私にはたまらない)

「はいはい。どうせシステムに抗って戦って、くっつくエンディングでしょ。」

そんな簡単な話ではないのです!!!!!!!泣

もちろん、胸糞回避はバッチリです。ですが私は、確立ってなんだ?可能性ってなんだ?と考えずにはいられなくなりました。(ネタバレにならないように伝えるのが難しい)

気持ちいい音楽とともに、グッとくるエンディングでした。


:シーズン3『サン・ジュニペロ』

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1987年、とある海辺の街で知り合った内気なヨーキーと社交的なケリー。狂おしいほど惹かれあった2人は、時間も場所も超えてお互いを求めるが・・・。(Netflix公式より)

テレビドラマ界のアカデミー賞とも言われる「エミー賞」を受賞した作品。

サンジュニペロは、とにかく映像が美しいです。エフェクトもきれいだし、あ~気持ちいいなって感じるシーンがめちゃくちゃ多い。特に、ケリーの海辺の家が素敵すぎてほんと旅行に行きたくなる。(またいつかね)

この作品はネタバレ回避でおすすめするのがちょっと難しい・・・けど。

はっちゃけてるナイトクラブのシーンと、おだやかな海辺で過ごす暖かな時間と、本当にどっちもステキなんです。
エンディングは、あの音楽にブラックミラーらしいテクノロジー要素も含んでて最高だけど、とにかくヨーキーとケリーが見つめあい、想い合ってる姿がうっとりするくらい美しい。

HANG THE DJと合わせてぶっちぎりで好きな作品です。ぜひ


3:シーズン3『ランク社会』

ランク社会 (2)

SNSでの評価が日々の生活を支配する世の中で、何とか星の数を増やしたいレイシー。セレブな結婚式に招待され、点数を稼げると有頂天になるが・・・。(Netflix公式より)

まさにブラック・ミラーっぽい作品。

この世界では、SNSの「いいね」みたいなのが0~5までの星の数として実生活で送り合えるようになってて、
例えばカフェで愛想よくしてくれたから星いくつとか、サービスしてくれたから星いくつとか、笑顔が素敵だから星いくつとか、
コミュニケーションの終了するタイミングでお互いスマホを取り出して評価を送信しあう光景がブラック・ミラーらしい風刺がきいてるな~と思います。

さらに、作品全体にはピンクっぽいフィルターがかかっていて、セットもパステルカラーで作られているため、さらに「イ〇スタ映え」を彷彿とさせます。(笑)
(風刺とは分かっちゃいるんだけど、めちゃかわいくて好き)

でもこのランク。私たちの「いいね」ほど単純なものではなくて、点数によって選べるサービスが制限されているのです。家選びや、レンタカーの車種まで。「ランク○○点以下お断り」状態。こわ~!

そのため、低い評価を与えられている人間は、社会的信用度が低いと見なされ、冷ややかな目でみられるか、まるで犯罪者のように扱われおびえられるような毎日を過ごすこととなるのです。

セレブにあこがれる主人公のレイシーはより良い、映える生活を送るべく星集めに奮闘しているのですが・・・。

演じているまさかの「ブライス・ダラス・ハワード」。ライミ版スパイダーマンのグウェンとか、ジュラシックワールドのクレアちゃんです。ブラック・ミラーって時々びっくりするような豪華なキャスティングがあるなあ。

飾らない、とってもチャーミングな彼女が張り付きまくったビックスマイルを連発してるのがとってもいい!シンプルにかわいい!

「いいね」を求めるあまりにたくさん無理をしてしまったレイシーが、終盤に選んだ結末はスカッとして気持ちよくて好きです。

ブラック・ミラーのSF要素をふんだんに感じつつ、スカッとしたい方におすすめです


4:シーズン2『ずっと側にいて』

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恋人を事故で失ったマーサは友人に死人と通信できるソフトをすすめられる。不謹慎だと思いつつ、失くした恋人と疑似体験できるソフトにはまっていく。(Netflix公式より)

切なすぎてキツくなる。安っぽく聞こえるかもしれないけど、これは涙なしでは見られない。

「有限の人間」と「無限のテクノロジー」。これはブラック・ミラーがよく扱うテーマではあるんですが、マーサの喪失にピッタリ寄り添う「疑似体験」サービスがたまらなく憎い。

姿も声も、話し方も、すべて彼そのもの。

ただし、このロボットには記憶だけがない。そんな恋人アッシュに対して「どこか違う」と感じ続けるマーサは何度も彼を突き放し、断ち切ろうとするものの、やっぱりその存在に縋ってしまう。

終始、息苦しい悲しさをまとった作品なのですが、バットエンディング感はなく、ブラック・ミラーの作品の中では見やすい部類に入るかと思います。



以上ですっ

またネトフリおすすめ映画記事、アップします!



秋山未有


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