【エンドゲーム】「ペッパー・ポッツ」を真剣に語る。② ペッパー参戦の経緯と、諸々
こんばんは〜!秋山未有です。
だいぶ前にあげて期間が空いちゃったんですが、
今日は、先日の記事のつづきです。
もう〜。。。全然まとまらなかった!泣
今もこれじゃ伝わらないかもと思いながらこの文章を追記しています…。
前の記事であげた「もくじ」では、このペッパーについてのnoteを3章に分けていたんですが、やっぱり今日でまとめ切りたいと思います。
↓以前アップしたもくじ
では今日も!
ペッパー・ポッツのMCU11年間の精神的な成長について、同じ女性としてこうなんじゃないかな?という妄想を含ませながら、かなり推察寄りの考察をします。
まず、本記事で私が言いたいこと。
MCUペッパーの人生は、
わりと普遍的な「女性の自立」物語だった
(という説)
ペッパー参戦の経緯
昨日も記事に書いたように、
『アイアンマン3』あたりで衝突し、『シビルウォー』では決定的な別れを匂わせるシーンをわざわざ挿入して、次作のホームカミングEDではケロっと復活してた まるで腐れ縁カップルのトニーとペッパー。
私の推察通り「スーツ嫌い」が続いていたのなら、絶対にあのペッパーがレスキューを着るなんてあり得ないと思うんです。
エンドゲームの最終決戦は、最悪の結末となったインフィニティ・ウォーの5年後であり、さらにはモーガンという幼い娘もいる。
しかもペッパーは、タイミング的におそらく?
これが初陣。
初戦から地球外との敵と戦うのは、MCUヒーロー界 随一の英才教育だな・・・
たしかに『アイアンマン3』では一時的にスーツを着たり、終盤では戦う場面があったけど・・・
それもエクストリミスの副作用?のような一時的なもので。先日の記事で時系列を整理した通り、レスキューを受け取ったのは最終決戦直前のこと。
どうしてペッパーは
・トニーを止める事もなく、
・自らの命も危険にさらし、
最終決戦に参加することを決心したのか
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これが、先述したペッパーの自立がきっかけであるものだと思います。
ペッパーの恋人としてのトニーは常に「ヒーロー」であり、ペッパーのスーツ嫌いは「ヒーロー」を引退してほしい気持ちが現れていて、
ニューヨーク決戦後、『アイアンマン3』でハッピーがボヤいていたように、ペッパーも同様、
宇宙からきたヒーローたちと肩を並べて戦う存在となったトニーを遠くの存在のように感じ、寂しく思っていた。
もちろん、超人能力もなければ特殊な訓練も受けていない、ただの人間としてのトニーを心配する気持ちもあったと思います。
でも、
私が1番大きいなと思うのは
ペッパー自身がいちばん普通の人っていうこと。
自分とかけ離れた存在になっていくトニーに対して、というより、近づけない自分にやるせなさや苛立ちを感じていたことが、ヒーロー嫌いを拡大させていたのではないかと思うんです。
トニーがヒーローとしてスーツを着て飛び立つとき、いつもペッパーは地上に置き去り。(「とぉにぃぃい〜」ってやつ)
契約書も個人的なIDも把握、ナンパして持ち帰った女の面倒すら見てたペッパーにとって、トニーはずっと把握できる存在でした。
それがヒーローになってから変わってしまった。
知らない人、知らない場所、知らない目的…
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私は、恋愛関係において不安や不満を感じるとき、
「自分は相手にとって必要なんだろうか?」
っていう気持ちが大半の原因だと思うんですよね。
要は、承認欲求が満たされないこと。
「仕事と私どっちが大事なの!」ってヤツもそう。
自分の関与していない、把握していない知らない世界(ex/仕事)に入り込んでいる姿を見れば、寂しくなったり、なんで私のことほっておくのよ!って。
全部これ、相手の恋人としての自分の承認欲求が満たされてなくて起こる感情だと思うんです。
だから、
知らない世界(パワードスーツ)を2人の関係に持ち込まないで!それは必要ない!というペッパーの「スーツ拒絶反応」は、
把握できなくなってしまったトニーの存在を受けて生まれた、承認欲求の不満から来たものだ、と私は推察します。
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これを踏まえると。
ペッパーが「レスキュー」となり、戦うと決意した経緯は、
スーツ嫌いが解消され(=承認欲求が満たされ)
↓
レスキューとなることを決意
となるはずです。
では具体的にそれは何か。
ペッパーがスクリーンに映らない中で何をしていたのか全てを知ることはできないので、映画の中の情報のみで推察すると、
それは2つあると思います。
スタークインダストリーズのCEO就任
そして、モーガンの誕生
です。
農園(だっけ?うろ覚え)で田舎暮らしの生活を与えられたり、ハリーウィンストンを貰って結婚したり、時間や物、気持ちなど
他者から与えられることで満たされる承認欲求も、もちろんあります。
でも恋愛関係において、いや人間そのものにおいて、
1番のパワーになるものは「自己承認」だと思う。
ペッパーにとって、その自己承認を獲得することができたのが
CEOとしてのキャリア、そして出産だったのではないでしょうか。
(自分が成し遂げたことを心の底から自分が認めることって大切ですよね。わたしも大事にしたいと思ってること。)
こうして、
自立したペッパーにとって、パワードスーツはただのパワードスーツになり、
命を守り助けるものとして認められることとなった。
だからこそ、「(止めたいと思わせているなら)それはわたしの数少ない過ちの一つよ。」だとか「それであなたはゆっくり眠れるの?」だとか、そんなセリフがサラッと出る
スーパーヒーローのパートナーとしてブレない、強い女性となったのではないかと思います。
というかんじで、長くなったので結論(疲れた)
ヒーローのパートナーという特殊な立場でありながらも、
ペッパーも普遍的な悩みを抱え、それを乗り越えてきたの、だ!!!!!
長くなってしまいましたが、読んでくださってありがとうございました。(*´∀`*)
個人的な経験から得た個人的な意見です。が、
当初ヒステリックで全然好きになれなかったMCUペッパーを、好きになった理由を言語化できてよかったです。
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秋山未有
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