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介護福祉士の観点から

私は介護保険制度が始まる前に、介護職に転職しました。
 それまでの私は、ハイヒールとスーツの営業職。
なぜ?私が介護というものを気にしだしたかというと・・・。
 東京では、法人営業で大きな企業さんの福利厚生についてのご提案やら。
今、思うと若輩者だった私には無知だったとはいえ、素晴らしい方々との出会いがあった東京での時代。
 その後、長野市に転勤をし、野球で有名な井尻さんの支社で勤務。
そして、地元の小諸市に転勤をしました。
小諸市では、今までの法人への営業ではなく地域営業となり、その地域を回る中で、感じたこと。
「今、私がこのお宅から帰った後に、このおばあちゃんは食事とかどうするのかな?」と。

営業職から介護事務職へ

社会福祉協議会で、在宅のお困りごとの相談ができると聞き、
自宅で困っている人をサポートする仕事はありますか?と問い合わせ。
ちょうど介護保険導入前で、訪問介護の人員は足りているが事務的な入力作業の手が足りていないとの事。
介護保険導入前の介護システム入力のお仕事ならとのお返事を頂きました。
入力等もできますので、入力のお仕事でのお返事。
そこで問題なのが、現在の仕事をやめなければいけない事。
どちらも好きな仕事でしたが、退職を決意しました。

本来の希望は実質的な介護職

介護システム入力事務での雇用でありましたが、
本来はご自宅にお伺いしての介護を希望でもあり、
訪問介護の空きが出たことで、事務より転向し訪問介護部署へ移動を希望しました。

訪問介護

23歳のころに訪問介護職について思ったことは、
様々なお宅のしきたりやら思いがあり、
古き良き伝統的な事を職業を持ちながら教えてもらえるという事。
中でも、畳の拭き掃除は畳の目に沿って雑巾をかけるとか。
フローリングの自宅だったので、お給料を頂きながら訪問先で教えていただく事が多くて、自分のためになりました。
訪問介護につきましては、口外禁止の部分が多いので、
ここまでにとどめます。
私は、今の時代において訪問介護のお仕事ほど、
昔で言う、花嫁修業になると思いました。
花嫁修業というと、古臭いといわれるかもしれません。
年齢を問わず、人の価値観を受け入れるという事を学べ、
自分の対応次第で相手が変わるのだとの学びになりました(^^)/
訪問介護は私の大好きな職業です。

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