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Anders Hansen 『BRAIN 一流の頭脳』- 後編

第4章 「やる気」の最新科学

●うつ病の症状を最終的に取り除いてくれる「奇跡ともいうべき物質」が存在する
…それは……BDNF(脳由来神経栄養因子)
……と言われてもピンとくる人はほとんどいないだろう。
何を隠そう私もその一人だった。
ただ、この本ではどういった作用をもたらしてくれる物質なのかも説明してくれている…!きわめて理解しやすいのだ。

BDNFとは  [ p.153,154より抜粋 ]
・たんぱく質の一種
・大脳皮質や海馬で合成される
・脳細胞を保護している
・初期段階細胞の生存成長を促す
・脳の細胞間のつながりを強化する
 →学習や記憶の力を高めている
   …etc. (詳細は書籍にて!)

●BDNFと意欲激減
 運動→BDNF分泌→脳で新しい細胞が作られる→「意欲の低下」「うつ」を防ぐ
 [ p.158 ]

第5章 「記憶力」を極限まで高める

●衝撃の事実…!
 脳そのものは、毎年0.5~1%ずつ縮んでいる…!
 記憶が加齢によって衰えるのは脳内に2つある海馬がゆっくり着実に縮んでいるからだ。 [ p.177 ]
 
●どうにかして脳の縮みを食い止められないかTT
 持久力系のトレーニングを行った被験者は、縮むどころか成長して2%ほど大きくなっていた。
 これは、BDNFが海馬の成長を促したと考えられるからである。[ p.179 ]
 _φ(・ω・。)メモメモ 運動したら記憶力をよくできるのか…!

●もっと記憶力をあげるには…?
 運動と暗記を同時に行うこと! [ p.180 ]
 _φ(・ω・。)メモメモ ジョギングしながら英単語覚えるとか…?

●どの記憶力をあげたいか?
 「記憶の種類」によって脳内の保管される場所が違う
 「エピソード記憶」は側頭葉、
 「ワーキングメモリー」(一時的な記憶)は前頭葉と海馬、
 それとともに、運動の種類によって影響を受ける記憶の種類が異なる。
 「暗記の能力」→ ジョギング
 「連想記憶」 → 筋力トレーニング
ただ、最も効果的なのは有酸素運動である。[ p.204 ]
 _φ(・ω・。)メモメモ 人の顔と名前が覚えられないから筋力トレーニングしないといけないかなぁ

第6章 頭のなかから「アイデア」を取り出す

●運動によって得られるものの大きさに驚き!
 運動は、発散的思考や収束的思考に役立つだけでない。
 地道に努力するための気力を養うことにも役立つし、
 肉体的、精神的に強くなれば根気強くもなれる。[ p.225 ]

●歩くこと👣
 毎日たくさん歩いた子供は、あまり歩かなかった子どもに比べてストレスを感じにくく、精神状態も安定していた。[ p.224 ]
 _φ(・ω・。)メモメモ ストレス感じるようになったのは確かに仕事始めて動かなくなってからだなぁ

 海馬と前頭葉は「論理的思考」と「言語の理解力」に特にかかわっている。そして、この海馬と前頭葉は、運動の効果が最も出る部位である。論理的にも一致する。[ p.256 ]

第7章 「学力」を伸ばす

●勉強だけしても「高学歴」「高収入」は望めない
 18歳の時に体力に恵まれていた若者は、その後もその恩恵を受けているんだって! [ p.256 ]

第10章 「一流の頭脳」マニュアル

●どれくらいの運動が必要…?
 より良い効果を望むなら 
→ 最低30分のウォーキング
 最高のコンディション  
→ 週に3回、45分以上のランニング

www.sunmark.co.jp/view/index.html#cid=p3673&pid=pbsMkurH&title=一流の頭脳

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