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NAO
2018年2月9日 23:58
友人S氏の推薦本。灰谷健次郎の『兎の眼』にも通ずるテーマをガルシアマルケスの『百年の孤独』の手法で物語る、"教育"をテーマにした三代記。 "不条理な世の中を行きぬくための、たしかな知力を子供たちに" どこかで聞いたことのある言葉だけど、この言葉を出発点に物語は始まる。明子と吾郎は志を同じくして八千代塾を立ち上げ、結婚する。"塾"を舞台にありとあらゆる教育の問題に立ち向かい、時に飲み込