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48時間福岡物語、秋
嬉しかった、2日未満の福岡帰省でさえ
福岡は大好きだ
私の大好きな人たちがたくさんいて、美味しいご飯も、安心できる場所もある
それなのに、住むとなると私がいるべき場所はここではないと心は言う
大好きだけど結婚する未来は見えない相手みたいなものでして、福岡に定住し、そこにい続ける未来はわたしには見えなかった
それでも福岡は大好きな場所で、かけがえのない存在だ
1日とちょっとだけ帰っただけで迎え入れてくれる人と場所がたくさんある
ファストフードを食べるとどんどん太っていくように、福岡はファストフードと同様の効果があるほどみるみると太っていくのだよ
これは身体に悪い肥大化ではなく、幸せと旨みと愛からくるものであるため健康そのものということにする
私は家族と離れて暮らすことがベストな距離だと改めて感じる
離れてからこそ大切さやかけがえのない存在と心が認識する
愛と感謝を常に送りたいと思うことができる
互いが互いに想い合い、幸せになれる距離ってやっぱりあるんだなって
考え方や価値観が合わないからこそ衝突がたびたび生じたこの半年
口を聞かないことさえあった、笑顔なんて見せない日が続いた
そんなの互いの心にヘルシーなんかじゃないと思った
私が仕事を辞め家を出る選択は心配をたくさんかける決断だったかもしれない
だけどもどちらもが幸せになる決断だったとも思う
父は何度も幸せになってほしいと私に言った
人生は自己満足そのものだ、自分が納得して満足をすることが成功だと思う、だから私の人生が納得のいくものとなることを祈っていると言葉をかけてくれたのだ
母は美味しいご飯をひたすらに食べさせてくれた
これから食べれない日もあるかもしれないからと1日にたくさん私が食べたいものを一気に食べさせてくれたのだ
「1日じゃこんなに食べられないよ」
なんて言いながらその愛情ですでにお腹いっぱいなのにも関わらず、人間不思議なもので食べれてしまうのだ
そんなたくさんの愛と優しさに包まれながら私は本格的に東京へと旅立った
自分の人生に納得がいくその日まで走り続けたいと思う
きっといつまで経ってもどこまでいっても納得なんて到底できないだろうが、それでも走り続ける
家族が大好きな海外旅行をしながら夜が明けるまでお酒を飲みながらゆっくりと語らいたいと思う
その時にたくさんの感謝の涙を流したい
私が全てのお金を出してあげれるくらい稼げる人になっておきたいそしてたくさんの還元し、愛を循環させていきたい
そんな決意を胸に今日から新たな人生のスタートをきる、私、23歳の秋
朝夜は肌寒く、昼間はまだ灼熱の太陽だ。
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