こい@宮沢泉

作家未満

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2024年、公募スケジュール

結果【2024年】・12月10日〆切……太宰治賞(筑摩書房)→落選 ・1月10日〆切……ノベル大賞2024(集英社)→5月20日二次 →三次落選 ・5月9日〆切……第10回角川キャラクター小説大賞(角川) →落選 応募済み ・6月末〆切……アルファポリス・第7回ほっこりじんわり大賞→8月末結果 ・7月23日〆切……創作大賞2024→9月中旬中間 ・7月31日〆切……第19回小説現代長編新人賞(講談社)→9月一次 応募予定・10月31日〆切……松本清張賞 Web投稿作品・

    • 巫子を護る者 第三章

      #創作大賞2024 #ファンタジー小説部門  援来(えんらい)の小麦色の髪が、下から吹きあげた風によって舞いあがる。色とりどりの紙吹雪もまた、青空の中に溶けこんでいった。  王宮前の広場には、多くの国民が集まっていた。市場で振り向かれ、注目される援来の珍しい金の髪に、今このときだけは目を向ける者は誰もいなかった。  人々の歓声が波動となって地面を轟かせた。その絶え間ない喝采を聞いたとき、援来は目が覚めたような衝撃を体全体で受けた。 「援来。あのお方が、この国の光

      • 巫子を護る者 第二章

        #創作大賞2024 #ファンタジー小説部門  三つ編みに結った長い髪を後ろ手でいじりながら、満砕は暇を持て余していた。夏陀に付き添って呼ばれた宴の席で、貴族の何のためにもならない自慢話を聞かされている。  このようなきらびやかな場に、戦闘を生業とする者が出席するのは無粋だが、瓏家は歴史ある武家である。将軍であり当主である夏陀と、養子でありながら長子の満砕が招待された。貴族の機嫌取りが重要な任務であり、次の戦においての軍需物資をいかに彼らから絞りとれるかがかかってい

        • 巫子を護る者 第一章

          #創作大賞2024 #ファンタジー小説部門 あらすじ献栄国(けんえいこく)の王都から離れた村に住む少年・満砕(ばんさい)は、親友の立憐(りゅうれん)とともに平穏な日々を過ごしていた。しかし二人が八歳のとき、王都からやってきた兵士によって立憐が連れ攫われてしまう。「結界を張り、他国から国を守る『巫子(みこ)』」に立憐が選ばれてしまったのだ。もう助けられないことを突きつけられた満砕だったが、そばにいるために巫子の護衛の任を勝ちとろうと決め、武術を磨いていく。そして十年の時が経ち

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        2024年、公募スケジュール

          作家志望グループ『ぜったい作家になるんじゃい!』について

          作家志望のこいです! この春、作家志望のための相互グループを作りました! 真剣に作家志望を目指している人のためのグループです。 主に執筆のケツ叩き合いとして(笑)活動しています! 興味ある方はこいにご連絡ください!!! 【参加条件】 ・作家志望であること ・公募勢であること ・定期的に公募に応募していること ・常識があること(※最重要!!!) ・他者とコミュニケーションが取れること ・Discordというsnsを入れられること ※基本的に上記が可能ならば、誰でも参加

          作家志望グループ『ぜったい作家になるんじゃい!』について

          2024年の執筆の仕方

          このままではいけない!! こいちゃんはそう強く思った。 2019年の2月に作家を目指そうと決意し、 2021年から公募勢として真面目に活動して早3年目………… このままではいけない!!!!! 2024年はNEWこいちゃんということで、 執筆の仕方を改めようと思う。 執筆量を増やそう 今日はちょっとダルい。 そう言い訳してパソコンを開かなかった日があるね? そういうの、いい加減にやめようよ!! 毎日書こう! 毎日1文字以上書こう!! 毎日書いたら、毎月一本長編小

          2024年の執筆の仕方

          『中2男子BL×アンソロジー』「不思議くん」試し読み

          文学フリマ東京37にて販売する新刊『中2男子BL×アンソロジー』の、 こい作『不思議くん』の試し読み冒頭になります。 BLとは言っても全年齢のため、ブロマンス作品としてでもお楽しみいただけます。 「不思議くん」試し読み 「プルル― プルル― プルル プルル プルル―」  僕らは屋上にいる。梅雨が終わって暑い日が続いているが、僕らは相変わらず、陽光が燦々(さんさん)と降りそそぐ屋上に入り浸っている。  正直言って、ありえない。いや、正直に言わなくてもありえなくないか

          『中2男子BL×アンソロジー』「不思議くん」試し読み

          文学フリマ東京37に出展します!!!

          文学フリマとは 簡潔に言うと、「文学作品の展示即売会」です! 一次創作小説の同人誌を、素人もプロも混ざり合って販売しています! 「文学フリマ」は全国で行われていて、今回は東京で第37回が開催されます。 規模は年々大きくなっていって、出展者数は過去一✨ おそらく、入場者数も一段と増えるでしょう。 詳しくは以下のHPを読んでみてくださいな! 文学フリマ東京37とは 2023年11月11日㈯12:00~17:00に、 東京流通センター 第一展示場・第二展示場 で開催されます!

          文学フリマ東京37に出展します!!!

          2023年、公募スケジュール

          (2023年11月17日 改稿) 結果【2022年】 【2023年】 ・1月10日〆切……ノベル大賞(集英社)→落選 ・2月10日〆切……第224回短編小説新人賞(集英社)→もう一歩 ・3月31日〆切……すばる文学賞(集英社)→落選 ・5月31日〆切……第6回ライト文芸大賞(アルファポリス)→落選 ・7月17日〆切……創作大賞2023→落選 ・7月31日〆切……第18回小説現代長編新人賞(講談社)→落選 ・6月10日〆切……第226回短編小説新人賞(集英社)→落選 ・文

          2023年、公募スケジュール

          2023年に読む本

          (敬称略) ※随時更新 朝日新聞出版・『星の子』今村夏子 入手済み KADOKAWA・『営繕かるかや怪異譚①』小野不由美 入手済み ・『営繕かるかや怪異譚②』小野不由美 入手済み ・『遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠』桑原水菜 入手済み ・『Missing①』甲田学人 ・『きみは雪をみることができない』人間六度 入手済み ・『死者殺しのメメント・モリア』夢見里龍 角川春樹事務所・『我々は、みな孤独である』貴志祐介 入手済み 河出書房新社・『少年アリス』長野まゆみ

          2023年に読む本

          【公募】2022年の結果、来年のスケジュール

          2022年の結果・1月10日〆切……ノベル大賞(集英社)→3次落選 ・4月10日〆切……電撃小説大賞(KADOKAWA)→1次落選 ・5月31日〆切……アルファポリス・ライト文芸大賞(アルファポリス)→奨励賞 ・5月9日〆切……角川キャラクター小説大賞(KADOKAWA)→2次落選 ・6月10日〆切……第220回短編小説新人賞(集英社)→もう一歩 ・10月上旬〆切…文学フリマ原稿 ・9月30日〆切……魔法のiらんど小説大賞(KADOKAWA)→予選通過、最終落選 ・10月10

          【公募】2022年の結果、来年のスケジュール

          文学フリマ東京35、お疲れ様でした!!!

          2022年11月20日(日)に開催された、文学フリマ東京35に出展しました! その記録をここに残しておきたいと思います。 文学フリマとは? 文学フリマとは、全国で開催されている文学作品の展示即売会です。 私の出展した会場は東京。 ここ最近は年に2回、5月と11月に開催しています。 場所は東京流通センター。 浜松町からモノレールに乗ってちょっと……というところにある大きな会場です。 歴代最多来場者数なんと最多の来場者数を更新したそうです。 数は7445人!! こん

          文学フリマ東京35、お疲れ様でした!!!