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拓也
2022年10月16日 23:34
後書きとか言って書き出すとぶってんじゃないよとツッコミが聞こえてきそうですが、それは一旦スルーさせていただきますね。笑 今回書いたあの夏の思い出は、ほとんど自分の実体験です。最後の夏の2回戦で私の高校野球人生は終わりました。負け方は少し違いますが、似たような感じです。物語の中で6点差を満塁ホームランなどで追いついたシーンがありますが、これは本当に起こったことなんです。奇跡的な事が本当に起こっ
2022年10月16日 17:32
牽制をしようという俺のアイデアに誰も驚く様子はなかった。それもそはずだ。この1年間誰よりもその練習をやってきたからだ。きっかけは目の前にいる内田の一言だった。 ある日の練習試合後、その日もまともに抑えることができなかった俺に内田は、「どうせ打たれるんだから牽制でアウトを稼いだら」と冗談半分で言ってきた。正直その時はムカついたし何言ってるんだと思ったけれど、その手があったかと納得することがで
2022年10月15日 14:42
初球は外に大きく外れたが、電光掲示板の球速には、118キロと表示されていた。最高球速に近いボールが投げれている。なんとかなるか。いやなんとかなってくれと願いながら合間で肩をつくる。しかしその後も原のボールは一度もストライクになることなく簡単にファーボールを与えてしまった。ノーアウトランナー一塁で迎える打者は、今日当たっている3番バッターだ。その時ベンチから後輩の松野がブルペンにやってきて、俺に
2022年10月14日 23:29
しばらくnote書いていませんでしたが、たまに妄想している物語を文字にしてみました。趣味レベルですので、どうかお手柔らかにお願いします。笑 夏の日差しが厳しく、外を歩くだけで汗が止まらない。こんな日は外出をせず部屋にこもるのが一番だ。部屋に入るなり、冷房とテレビをつけると、映し出されたのは地元の代表が試合をしている甲子園だ。よくこんな暑い時に野球ができるもんだなと関心をすると同時に、自分も昔は