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製薬会社社員がパラレルキャリアから起業した理由⑤。準備10割!!起業する前にやるべきこと

こんにちは。宮崎です。

今回は、自分がパラレルキャリアを選択した理由について書きたいと思います。
自己紹介でも書きましたが、公務員の家庭に生まれ、やりたいことも夢もないから進学校に行き、大学の専攻の流れで製薬会社へ就職したという経歴を持つ私の中で、「転職」すら全く考えていませんでした。
そんなわたしが、社会人5年目に決意し、いまでいうパラレルキャリアを経て起業した理由を振り返ってみたいと思います。

起業があぶないと言われる理由

「起業は危ない」「リスクが高い」とよく言われますし、漠然とそのイメージがありますよね?

数字で見ると、中小企業庁が公表しているデータでは、創業した中小企業が5年後に残っている生存率は約40%と言われており、そのうち、ベンチャー企業だけに絞るとさらに厳しい生存率となります。
ベンチャー企業の創業から5年後の生存率は15%、10年後6.3%、20年後はたったの0.3%とも言われていて、「危ない」「リスク高い」といわれるのも納得の数字です。

創業した会社が廃業する原因

会社が倒産する原因のほとんどは、お金です。
「キャッシュフロー」が回らなくなった会社は倒産に向かいます。

なぜなら、ビジネスはほとんど固定費がかかり、その固定費や融資の返済、税金の支払いは売り上げの有無にかかわらず、毎月支払わなければならないものだからです。

「今月売り上げが上がらなかったから、家賃払えません。許してください。」なんて泣き言は通用しません。

売り上げが上げるためには、
・認知されている
・集客の上での新規開拓
・集客のリピーター獲得
が必要ですが、どこにもお金とリソースが莫大にかかります。
新規開拓力は売り上げに直結する重要な力です。

あなたは、認知が「0」の自分のビジネスを軌道に乗せるくらいの新規開拓力を持ち合わせているでしょうか。

経営という観点からみた会社が廃業する理由

そして、経営という視点では、
組織としての力、「チーム力」も必要となってきます。

・生産性が高い
・同じ目的、同じ方向、同じ理念が浸透している
・コミュニケーションが円滑
・信頼がある
・協力しあう

というチームをあなたがトップでつくれるかどうか。
最近は、大手企業で「チームビルディング研修」が取り入れられるなど、企業では注目されているポイントです。

JALを再生させた稲盛和夫さんは、この組織をチームにするために、一人一人と向き合い、理念を伝え続けたと言います。チームとは呼べない組織を1人の経営者がチームに変え、2年でV字回復させた話はレジェンドと化してますが、それだけ、組織が「チーム」として機能しているか経営に大きく影響するといういい実例ですね。

また、経営という視点ではキャッシュフローの管理ができないと話になりません。
支出を減らし、利益を増やすことが商売の基本です。
その管理能力がつけていくことは経営者としてマストな力です。

何事も順番が大事

起業することはゴールではなくて始まり。
起業した後に必要なこと、潰れる理由がわかっているなら、先にそれをできるようにまずなった方がいいよね。

なんとも当たり前に聞こえる話ですが、その通りに起業する人がどれほどいるでしょうか。

・新規開拓力
・集客力
・目標達成力
・キャッシュフロー管理力
・自己管理能力
・チームビルディング力

ランニングコストを毎月払いながらリスクを負いつつ身につけるのか
先に身につけてからリスクをとるのか
というかれたら、間違いなく後者です。

会社以外の時間をつかって、この力をつける実践を積み、力をつけてできるようになってから起業したと聞いた時、もしかしたら、わたしにも可能性があるかもしれないと感じました。
そして、会社員で生きていこうが、全部の力は当時のわたしにはなかったもので、世の中で生きていくために必要なのでは??とも感じていました。

経験を積み、どこでも生きていける力や経験を積みたいと感じ、全部教えてもらいながら身につけようと決めました。
そこから、パラレルキャリアという形でたくさんの仕事の立ち上げに携わらせていただきながら、経験を積んできました。

どの経験も、過去の延長で考えると想像だにできない内容でした。
20代からの努力と経験は、どんな価値にも変えられないくらい大事な財産となっています。描いた未来や、ライフスタイル&ワークスタイルは自分が望んだ結果をつくりだせると今は感じています。

これからもたくさんの方と出逢いながら、自分が経営者としてお役に立てることが増えていくことが楽しみに、仕事をがんばりたいとおもいます♪




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