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20代のときの人生プランの盲点3つ!先手をうって乗り越えるには?

こんにちは。宮崎です・
昔から現実主義だったわたしですが、20代の時は、少しネガティブ思考なんだろうか??と感じてたころがありました。

今は、20代の後半からパラレルキャリアという手段をとり、自分を鍛えながら起業してよかったなと感じています。

それは、今振り返ると、20代の時の考えは、現実主義だと思っていたけど意外に楽観的だったからです!

わたしは、まずチームを作るところからスタートしましたが、ビジネス的な関係性というより、生涯を通じてともに成長し一緒に自己実現をすることが前提の仲間づくりをしてきましたし、今もしています。

将来、有限である時間を管理下に置き、どこでも稼げ、仲間の自己実現にも貢献する自分の力をつけたいという想いをもって、時間の使い方変え始めた27歳から、今10年以上たちました。
そこで感じたことは、20代のころからの自分の思い込みと実際にはかなりのGAPがあるということでした。
年間1000人以上の方と会う中で、特に、充実していて仕事ができたり、ひとモテする人ほど盲点に気づきにくい気がしています。
今日は、その盲点について書いていきたいと思います♪


盲点となる3つのGAP(事例)

わたし自身、製薬会社の開発という、会社員でもそこそこ稼げる&劇的にホワイトな業界にいました。
※注)開発職はホワイトの時と、とてつもなく忙しい時の差が激しいですが、残業はフルででるし、休みも取りやすいし、在宅もできるので女性が働きやすい仕事だと思います

そのため、以下の3つを20代の時は何も疑うことなく信じていました♪
充実している20代を送っている人ほど、リスクヘッジを取らないので、ハマりやすいのでは?と感じています。
わたしが体験した3つのGAPを紹介します♪


①事例1:キャリアを積んで稼いだ先のGAP


外資系製薬会社に転職すれば、800万円〜1000万円くらいは女性でも30代でいける業界。
しかも休みも取りやすいし、転職の合間に1~3ヶ月くらい仕事をせずに海外旅行や留学なども行きやすく、海外に住む友達にも会いに行ける♪
ちょっと豪華な旅行も、ボーナスや年収をあげればその分でいける♪
と思っていました!

よく成功者がいい旅行とかに行く話を聞いても、「わたしも別にいけるしな」って思っていました。
確かに行けはするんですが、大きな盲点がありました。

それは、一緒に行く「人」です。

・20代仲が良い友人:
1ヶ月も一緒に休んで一緒に行く人がいない!笑
結婚してたり、仕事がんばってたり、ましてや子供がいたらほぼ無理です。1週間ですら、合わせるのが大変!笑

・海外の友達:
友達も海外で働いていたり、結婚していたり、子育てしているので、ずっと一緒に遊ぶわけではない!笑

・時間に余裕がある友達:
自分が年収1000万くらい稼いで余裕をもって豪華に旅行したいと思っても、その水準で旅行してくれる人はほぼいません。
お金の水準は大きく影響してしまうという悲しさ。

とは言え30代前半までは未婚の友達が多少いるのでなんとかなりますが、後半になるとその時仲良い人で、同じくらいの年収で、同じくらい時間の融通が効く人を探すことになるので、20代のときから仲がいい友達と一緒にというのは中々ハードルが高い妄想でした。

今わたしが、20代仲良かった友達に豪華クルーズ2週間行こうと誘ったら、誰もきてくれない自信があります!笑
一緒に稼げるように努力してきた起業仲間と楽しく旅行できるありがたみを最近しみじみ感じます。

②事例2:キラキラした20代と30代以降のGAP


土日は旅行や仕事、趣味のダイビング、パン作りなどなど、日々活動的に過ごしてきた20代でした笑
たまに恋愛をしたり、彼氏がいないときは遊んだりとしてきました!

20代は、恋愛マーケットでもそこそこニーズもあるし、仕事でもやさしく許してもらえることが多い!

が、しかし、20代ブランドがなくなると、
何もなくてもチヤホヤされる、声がかかることは明らかに少なくなり、頭ではわかっていたけど、リアルすぎてびっくりします!笑

もちろん、仕事をがんばってたら仕事で評価されて声がかかったりすることがあります!
経営者では、30歳を超えても若手、40代でも若手です!
しかし、会社は30歳以上はもうベテランです!
求められる人材には、それなりのスキル、礼節、リーダーシップが必要となります。

自分だけは違うと思うひともいるかもですが、見ている限り例外はないと思います。
残念なことに、自分はだけ違うと勘違いした人は、「お局」と呼ばれてしまうかもしれません。
というのも、気持ちだけは20代のままという現象
が女性として20代と張り合ったり嫉妬することに繋がるため、お局のはじまりだと思っています笑

20代に精神的な成長とスキル的な成長(人的資本を高める)に投資することは、30代もキラキラしていく未来にとっては大切ですね♪


③事例3:「やりたいことにそろそろ手をつけていこう」とした時のGAP


経験上、一番GAPがあったのは「やりたいことに着手」しようとした時に自分に必要な力でした。

能力が高い人が、30代になり仕事もより評価されていく中で、一番ハマりやすいポイントだと感じています。

アプローチはいくつかあって、
1)起業する
2)志が一緒の人と組んで共同経営者になる
3)興味がある分野の会社のヘッドハントに乗る
などです。

1)起業する
これは、従業員の時にどんなに責任のあるポジションを任されていても、起業家としての考え方があるかどうかという点では全くわかりません。
よい従業員と、起業家は考え方から必要な力から全く別物だからです。
中でも、チームビルディング力という点で、大企業とベンチャーは全く違います
大企業で責任のあるポジションで100人の部下がいましたといっても、100人の部下は、あなたの理念にひかれてその会社に入ったわけではなく、会社の看板と福利厚生と収入が主たる理由であることが多いです。
会社の時に、「あなたがいるからこの部門」と言っている社員や部下も、福利厚生なしでもついてきてくれるか?と言ったら話は別ですよね。

起業家は、一緒に仕事をするひとを、自分という看板のみで探します
MBAを持っていても、見られるのは学位ではなく自分自身がどんな人間であるかです。

2)志が一緒の人と組んで共同経営者になる
共同経営の場合、意思決定が難しいという難点があります。
当初は、同じ志を持っているという点でワクワクでスタートします。CFが潤沢であればトラブルもないでしょう。

しかし、資本金を溶かしてCFに負担がかかった時の意思決定はとても難しいものとなります。

共通の価値観、文化形成、共通言語がある経営者で構成された合同会社ですら、好みや考え方の違いから意思決定権を一方に譲渡するなどの事例をみてきました。
身銭を溶かしながらも相手のことを考えられる器、責任を押し付け合うのではなく取りあう自分主体の考え方なども必要で、理想通りにいく人はごく一部ではないでしょうか。

3)興味がある分野の会社のヘッドハントに乗る
一番これが現実的かなと感じています。
要は、部門でいいポジションに就かせてもらうなど、ヘッドハントされる形です。
メリットは、金銭面の責任は取らなくて済みますし、一定期間好きなこともできる可能性が高いです。
デメリットは、「やりたいことをやる」自由度はかなり減ります。
あくまで社員ですし、その会社でその部門の予算が減ればやりたいこともできなくなる可能性もあります。
会社は、利益を産む必要があるため、やりたいことをやらせるために雇うのではなく、会社がやりたいと思っていることに適した人材を採用しています。
そこを履き違えると、会社が認めてくれない、話がちがうなど不満につながります。

でも、20代のときはそんなこと考えても見ませんでした。
従業員の範囲内で頑張るなら、やりたいことができなくなることは加味して転職をお勧めします!


最後に

長々と書いてしまいましたが、今が続くと思っていたことは続かず、狙って現実にしたいと思ったことは現実になることを多く体験してきました。
楽観的すぎず、深刻にならず、理想を明確にすることからはじめてよかったと感じています♪
とはいっても、、と思う人も多いと思いますが、実際にそうなってからでは遅いので、どっちに転んでも大丈夫なように準備できたらいいいですね。

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