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【製薬会社社員がパラレルキャリアから起業した理由②】チャンスの神様の前髪を掴む!

こんにちは。宮崎です。
今回も、前回の続きで、自分がパラレルキャリアを選択した理由について書きたいと思います。
自己紹介でも書きましたが、公務員の家庭に生まれ、やりたいことも夢もないから進学校に行き、大学の専攻の流れで製薬会社へ就職したという経歴を持つ私の中で、「転職」すら全く考えていませんでした。
そんなわたしが、社会人5年目に決意し、今でいう”パラレルキャリア”を経て起業した理由を振り返ってみたいと思います。

友達の誘いからの運命を変える出会いがある

今でも鮮明に覚えている、現在の経営の師との出会いは、何気なく参加した友達のピクニックでした。

過去、人間関係を自分から広げてこなかったわたしにとって、このほとんど知らない人ばかりのピクニックに行くという経験は大冒険でした。
ドキドキです。

ピクニックは代々木公園、待ち合わせは原宿駅の明治神宮前方面出口。
表参道が近くて、おしゃれな街のイメージの原宿駅でしたが、駅前は人が溢れていて、ファッションもさまざまで不思議な雰囲気でした。

中でも異色なジャージ集団がいて、嫌な予感は感じつつ、友達を待っていたところ、友達から声をかけられました!
よかった、、、と、ようやく安堵した気持ちになったのも束の間、友達はジャージ集団に駆け寄り、「こっち〜♪」と呼んでくれました。

その輪の中心にいて、「ヤンクミ」を彷彿とさせる全身小豆色のジャージの女性こそ、当時わたしの友人の友人であり、のちに経営を学ぶことになる人でした笑

※イメージ図

衝撃のドッチビーピクニック

衝撃の原宿駅の出会いを果たし、いざ代々木公園へ!!
大量のお酒を買い込んで、食べ物も持ち寄って、ピクニックであることは間違いない!!

1点、違うことは、みんなジャージで、スポーツする気満々というところで、ピクニック気分の自分とのGAPが凄まじかった記憶があります。

お酒も飲んで、ご飯も食べて、酔っ払って顔が真っ赤な人たちも全力でドッチビーをする光景があまりに斬新で、馴染めず。

そんなわたしに気を使ってくれたのが、今の経営の師でした。輪の中心でみんなとコミュニケーションをとる人気者。
そして、人との距離がとても近くて、その近さわたしはびっくりしており、うまく会話できなかったのを覚えています。

結果、早めに帰ったのですが、そのとき自分を褒めたいのは、連絡先交換を唯一、その方とだけしたことでした♪


チャンスの神様は前髪しかない

みなさんは、「チャンスの神様は前髪しかない」というギリシャ神話からの格言をご存知でしょうか?

この神様は、カイロスという男性の神様で、後頭部が禿げ、長い前髪をたらしている、翼をもった、顔はイケメンに書かれている神様です。

格言の意味は、
「好機はすぐに捉えなければ、後から捉えることはできない」
というもの。
カイロスは出会った人が捕まえやすいように前髪が長く、追いかけて掴むことができないように後頭部に髪がないそうで、「カイロス」はギリシャ語で「機会」という意味があるそうです。

連絡先を交換したとき、わたしはこの前髪を掴んだんだなと確信があります。

今でこそ、人とのご縁を大事にしていますが、当時は世間知らずでとっても未熟で、メリデメで人を捌くような部分もあったと思います。
セキュリティが、、個人情報だから、、などなど、断る理由ももちろんあります。

「袖振り合うも多生の縁」とも言いますが、どんな小さな事、ちょっとした人との交渉も偶然に起こるのではないと言います。

毎日生まれてからこの方、10人と毎日であったとして、一生で出会える人数は、
10(人)x365(日)x100(年)=365,000人
東京都の2023年の人口は、9790,000人
つまり、一生かけても東京都の人口の4%しか出会えない計算になります。
1日生まれてから欠かさず10人の友達を100年間作り続けないと思うので、確率はもっと少ないはずです。

それくらいの確率で人と出会っているとしたら、袖振り合う人は、かなり貴重な確率で出会っているはずですよね。

だとしたら、ご縁を大切にしたくなりませんか??
どこにチャンスがあるかわからない、チャンスを運んでくるのは紛れもなく人だといえると思います。

次回は、なぜ起業の道を目指したのか、そのきっかけとなる師との初アポのお話です。

続く。


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