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こんにちは!宮﨑茶房です🌱

みなさま初めまして。
私たち宮﨑茶房(みやざきさぼう)は宮崎県の北西部、熊本県に隣接する五ヶ瀬町のお茶農家です。南国宮崎のイメージとは裏腹に、標高1000メートルを超える山々に囲まれ、スキー場まである五ヶ瀬町。そんなお山のお茶農家がどんな場所で、どんな人たちがいて、どんな生活をしているのか。少しずつ発信していけたらなと思いnoteを始めました。(画像は今年の一番茶収穫期の集合写真。地元の人だけでなく毎年各地からいろんな人が働きにきます。)

現在までの道のり

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〈宮﨑茶房〉の「宮﨑」は〈宮崎県〉の宮崎ではなく、〈宮﨑さん〉がしているので宮﨑茶房なのです。
昭和の初期からお茶の栽培を始めました。この頃植えられた茶の木は今も緑茶工場の前に残っています。(↑画像の畑)
そして3代目の壽生(ヒサオ)さんが昭和58年に無農薬での栽培を始めます。きっかけは妻 麗子さんの友人が農薬被害で亡くなられたこと。当時はまだ無農薬でお茶を栽培することなんてできないと考えられていた時代。県の指導者や多くの人から潰れるぞと言われながらも、勉強をして、工夫をしていきました。
平成に入ると現在の社長である亮(アキラ)さんが大学を卒業後に就農。平成13年には有機JAS認証を取得し、翌年の平成14年には農林水産祭にて《天皇杯》を授与され、平成15年には全日本茶品評会で《農林水産大臣賞》を受賞します。

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↑壽生さん(右)と麗子さん(左)。撮影は緑茶工場の前にある「阿弥陀さん」にて。

と、まあ、なんかすごそうな賞をもらっていますが、占いが好きな宮﨑家。当時流行っていた細木数子の占いで、亮さんが宿命大殺界に差し掛かるからと家族会議。「何か大きく環境の変化をした方がいいぞ!」ということで、平成19年に「宮﨑製茶」から「株式会社 宮﨑茶房」へ法人化します。(びっくり!!)
そこから住み込みで働く従業員を迎え入れたり、ウーロン茶紅茶も作り始めたり、人が人を呼び、新たな商品が生まれ、今につながっています。

宮﨑茶房はこんな会社です

①旅人がよく来る

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旅人って何?ってなると思いますが、宮﨑茶房にはお茶の最盛期に収穫や製茶のお仕事をしに全国から人がやってきます。いわゆる季節労働の人たちです。短期で働いてまた移動して働いて、お金が貯まったから海外に旅をして。そんな暮らしをしている人たちがいるのです。彼らのネットワークはとても広く、宮﨑茶房にもクチコミでこれまでにたくさんの人がやってきました。最近は農業に関わってみたい人や一度街から離れてみたくなった人なんかも働きに来るようになり、なかには五ヶ瀬に移住して家族ができた従業員もいます。

②社長の占い人事

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先述した通り、うちの社長↑占いが好きなんです。好きすぎて人材配置に占いを用います。大まかに判断するには血液型。A型は工場や茶の袋詰めなど黙々とした作業ができる。B型は羽が生えているので仕事に適度に変化を与える。O型は外。AB型はサンプル数が少なくて不明。ざっとこんな感じで分けられてます。。
「血液型ハラスメントだ」と冗談めいて言ったりもしますが、あながち間違っていないので文句は出ていません。他にも字画をみたり、オリエンタル星占術だったり手相だったり...とにかく占いの話が多いです。

③女性が頼もしい

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もしかすると世の中の職場のほとんどがそうなのかもしれませんが、宮﨑茶房の女性陣は強くて頼もしくて愛情溢れる人が多いです。フットワークも軽いです。母の偉大さを感じます。姐さんたちがあまりにも風格があるので「大奥」と旅人に名付けられた部屋もあります。

これからよろしくお願いします!

さてさて、ざっくりと宮﨑茶房のことを紹介させていただきました。これからもこんな感じでいろんな角度から宮﨑茶房のことをお伝えできればなと思っています。それではまたここで。

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