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新首相はまず「オッサンが密」から解消しましょう

おいおい、マスク云々よりも激しく「密」じゃないか。「しかもオッサンばかり。気持ちワル!」と妻が呟いております。

この記事、というか上の画像は、我々に相当なインパクトを与えます。我が家の中3の娘も引いていました。

いま多くの事業者が「密を避ける」の言葉に従って、どれほど苦渋の選択を強いられているのか、与党議員には想像が及ばないのでしょうか。これでは政治への不信感が高まらざるを得ません。

菅義偉さんには先ず、こういう目の前の違和感から直ちに解消して欲しいものです。久しぶりの庶民派宰相なんですから。

江戸幕府が成立し、徳川家康から4代目の徳川家綱まで、将軍の教育係は朱子学の大家である林羅山でした。しかし、秩序を重んじ統治者に耳触りの良い朱子学の下で、幕政は行き詰まります。

そんな中、同じ儒学に学びながらも、朱子学に真っ向から異を唱えたのが、荻生徂徠です。政治と宗教・道徳を分離する荻生徂徠の思想は、8代将軍吉宗に重用され、亨保の改革を成功に導きました。

私はアベノミクスとは、自らの政治信念である保守とは正反対であるリベラルな経済政策であっても、現実の経済に必要であれば躊躇なく採用するという「経世思想」にあると思っています。

来る菅政権がアベノミクスの後継を打ち出すのであれば、自助と共助・公助の順番などという教条的な批判は放っておいて、「理念より現実」を重視した経済政策の遂行に期待しています。



お読みいただき有難うございました。 小難しい経済ニュースをより身近に感じて頂けるよう、これからも投稿してまいります。