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ちょっと特殊な中学校に通っていた人が公立高校に入学した結果 ギャップや価値観について少…

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ちょっと特殊な中学校に通っていた人が公立高校に入学した結果 ギャップや価値観について少し違う視点から疑問について書いていく

最近の記事

私のお財布

私がまだベリベリと耳障りな音を奏でる財布を使っていた小学6年生の頃。今思えば少し背伸びしたのかもしれない。テカテカと光沢がある兄貴の皮財布に憧れていたのかもしれないが、これまでの良い意味でも悪い意味でも”小学生”な財布を新しく買い替えたのがこの財布というわけだ。 さて、すぐにものを壊すことで有名な私だが、この財布だけはどこも壊すことなく4年近く使っている。(最近スマホを壊したことを親に内緒にしているのは極秘情報だ。) 決して高くはない財布だが、私の中では長く使っていることもあ

    • ふつうが出来ないぼくのうまく社会と付き合うための考え方。

      なんの目的も持たずに知らない場所にフラフラ行くのが好きで、大人数の中で過ごすのが出来なくて、コツコツと何かをすることが出来なくて、なんの意味のないことは大真面目にやる。長い時間、人の話を集中して聞くこともできなければ、配られたプリントをすぐに紙飛行機にして窓から飛ばして体育館の屋根に乗せてしまうような人だ。 そんな僕は、人とは少し変わってるだろうし他の人が出来るあたりまえができないことは、百も承知だ。 どうすれば上手に生きれるのだろうか。人に怒られることで取り組むことなのか

      • たまたま話した農家のおばあちゃん

        少しでも自転車を走らせようものなら汗で制服が透ける蒸しあつい夏も終わり、つるべ落としのように秋に変わろうとしている。 長袖を着ないとベッドから出られない朝。友人に起こしてもらいながら何とか体を歩かせ掃除に向かう。いつものようにご飯を食べ終わり、眠りにつく。 昨日の深夜に食べたニンニクの匂いで目が覚め、部屋に秋風を通した。 自然と体がエレベーターに向かい自転車置き場へと歩いていく。今日は、気の向くままにどこか遠くへ写真を撮りに行きたい。頭の仲を空っぽにできた。 ここに来て約半

        • 社会に出るという事

          さて、私は何の変哲もないありきたりな会話の中に不思議なことと出会うことがしばしばある。  最近あった出来事でいえば、文章を書いている最中にクラスの男の子が寄ってきて「パソコンを使えるっていいよね。社会に出た時に役に立つから。」こう言ったのだ。 確かにパソコンは、一般的な職種において必要不可欠な技術だと思う。プレゼンテーションを作成するのにもパソコンを使うし、私のように趣味で文章を書く時にも必要だ。  なぜ彼はパソコンが使えることを“社会に出た時に役立つ”と分類してしまったのだ

        私のお財布

          人の考えを許容するということ

           周りの人達とは少し違った生き方や考えを持っている私は、生きていると日々不思議なことに出会う。 他人と話すことは一見簡単そうに見え、実はその中にいくつもの技術が存在している。例えば、机の配置だ。授業を受けるような配置でまともな話し合いなど、出来るわけがないことは社会人の方なら容易に理解できるだろう。しかし学校の中では、この摩訶不思議な話し合いが当たり前のように考えられている。「めんどくさい」、「やっても意味がない」など理由を挙げればきりはないが、それもすべては一つの考えに基づ

          人の考えを許容するということ

          子供たちは気づいている

          “敏感”という言葉は様々なものに当てはめることができる。例えば、天敵の視線を察知できる小動物も敏感であるし、大きい音が苦手な人々も敏感であるだろう。 もっとも私に身近なことを挙げるとすれば、小学校や中学、高校に入りたての新入生の子供たちにその言葉が当てはまる 彼らは非常に好奇心が豊富でどんなものにも興味が沸き、知ろうとする。幼い子供たちが一点を見続けることなくキョロキョロとあたりを見渡すのもそのせいだろう。  新しい世界に入った子供たちは、窓の埃一つ見逃さぬよう周りを観察する

          子供たちは気づいている