見出し画像

今の若い人が恵まれていると思うこと

自分の親を毒親だと認識して距離をおいても社会から責められないこと。

自分がアダルトチルドレンだと知り、虐待の連鎖を止める余地があること。

学校や社会のパワハラ/モラハラな大人が昭和の頃よりも格段に少なくなったこと。

精神科やカウンセリングの敷居が低くなって通いやすくなったこと。

介護保険が適用になり実親や舅姑の介護を子どもだけで背負い込まなくなって良くなったこと。

私が自分の親は毒親だ!アダルトチルドレンとして育ったんだと気付いたのは公言できるようになったのは50代になってから。
親のことは小学生の時から殺してやりたいと思うほど憎んでいたけれどね。

学校や社会はパワハラ/モラハラで権力を振りかざしていた人が現役を引退し後期高齢者になったからね。
でもまだまだ学校や職場は陰湿ないじめが多い。

精神科やカウンセリングに通うことに対して門戸が広くなったよね。
でも本当に必要な人へのケアはまだまだ。
施設の数も首都圏と地方では雲泥の差です。

介護保険は2000年からのスタートだけど、親の介護で子どもが仕事を辞めなくても、嫁が犠牲にならなくても、必要な介護サービスが受けられたり、老人介護施設に入るのが社会のスタンダードになってきたのは大きいよね。

今生きている人間が、もっと生きやすい、心が潰されなくても良い社会を作っていけたらいいな、と思います。
その基盤って「家庭」なんですよね。
家族が一番最初に人に触れあう機会だし、一番小さな社会なんです。
そこで親から子どもに対しての虐待があったら、子どもが人を信じられないまま社会に出たら、自分の我を通すためには同僚や部下や家族に暴言/暴力/人格否定の暴力を振りかざしたとしたら、昭和の頃のような悪しき世の中が生まれてしまうし、戦争だって、自国の我を殺人という暴力で押し通そうとすることですからね。

私は家庭がボロボロで、学校や社会で虐められて、心が壊れてしまい、今は精神疾患になって社会では働けなくなってしまったけれど、一人の人間として、家族に幸せに生きて欲しい、働きやすいように、生活しやすいようにサポートしてあげたいし、してもらいたいと思っています。

精神科に罹っているけれど、病気とは別に、生きている中でいろいろな悩みはあるわけで、カウンセリングがもっと社会に普及して、良心的な価格帯で相談が受けられるようになればいいな、と思います。
今は残念ながら、首都圏じゃないとカウンセリングルームはないし、社会的弱者(生活保護/障害年金/老齢年金受給者など)は、金銭面でカウンセリングは利用できませんからね。
精神科は心のメンテナンスをしてくれる場所ではないので、いつも自分の心の叫びを押し殺して生活しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?