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毒親の呪縛に負けるな!

ここ1か月くらい、変わりたい自分!(躁状態)だったのですが、躁がゆっくり抜けていっています。
人生の諦め…とでもいうのかな。
お稽古事に行きたいとか、カウンセリングを受けたい、という焦燥感は、ほぼ無くなりました。

ただ、自分はどうして生まれさせられてしまったのかな。と言う気持ちや、どうして私の毒親はあんなに私を虐待していたのだろう。という無念な感情はあります。

私の毒親は自分の子どもに「生まれてきてよかった」と思ってもらえるような愛情は掛けられなかった人たちなんだと思います。
じじばばに厳しくされた不遇な子ども時代を呪って、同じように子どもを虐待して八つ当たりをしたり、自由に生きることができなかったのを、子どもがいるせいにしたんだと思います。

身体は大人なのに、心は大人になりきれなかった幼稚な人たち。
親になる覚悟が無くても、性欲と若い身体さえあれば、子どもは作れますからね。
私の親は団塊の世代なので、結婚して子どもを沢山産むことは、世間体として義務だったのかもしれません。
兄弟姉妹差別やよその子と比較をして育て、兄弟姉妹仲が滅茶苦茶悪かった人をいっぱい知っています。
私の実家もそうでした。

私はずっと、私が生まれてきてしまったせいで、毒母は不幸になったんだ、精神疾患になったんだ、自殺したんだと感じていて、生きていることがとても申し訳なかったです。
ずっと、あんたなんか生まなければよかった。
あんたたちがいるせいで離婚できない。
と言われ続けましたからね。

奇しくも私も毒母と同じ精神疾患になってしまったけれど、結婚したせいだ、子どものせいだとは微塵も感じません。
もともとの遺伝と、子ども時代の家庭/学校環境や大人になって社会でのストレスが引き金になって発病したのでしょう。

親に愛されて育った人を、心も身体も健康でばりばり社会で働いている人を、羨ましいと思うこともあるけれど、妬んでも自分の病気は治らないし、毒親を恨み続けても、自分の生きづらさは解消されないですからね。

毒親からは、大人になるまで生き延びたら、なるべく早く自立して疎遠になって暮らすのが良し。
毒親がしつこく追いかけてきたら、自分の生活を守り、断固拒否、絶縁上等!
少しでも毒親に甘い顔したり罪悪感に駆られると、自分の人生を一生乗っ取られます。
生んで育ててやった恩を返せ、介護は子どもの義務だと迫ってきますよ。
自分は子育ての義務を放棄して虐待していたくせにね。

介護しても愛し直してもらえるも、謝ってもらえることも、認めてもらえることはありませんよ。
毒親は子どもを虐待していた記憶なんて改ざんして忘れてしまいます。
そして自分は正しいことをしてきたと言うのです。
毒親なんて、地域包括支援センターに繋いだら後は捨てて良し、年老いた毒親は行政にお任せしましょう。
毒親は図太くてしたたかですから、子どもなどいなくても、自分たちで生きていけます。

アダルトチルドレンの私たちは、毒親のことなんて忘れて、自分の人生しっかり生きていきましょう。
結婚や出産は、自分も不幸な家庭を作ってしまうのではないか、この呪われた血筋を残してなるものかと、すごく悩む。
でも親の人生と、自分の人生は別物です。
家族を大事にする、虐待の連鎖を止めるという強い意志を持って、もし可能なら、アダルトチルドレンのカウンセリングを受けて、心を改善していけば、きっと大丈夫。
毒親の呪縛に負けるな!

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