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SESの仕事ってどんなことするの???

こんばんわ。
宮原将希です。
私は、都内で個人事業主として、SES事業を中心に、
不動産賃貸の仲介事業と転職支援事業を行っております。

SES営業を12月より開始しまして、これから数字の責任者として
動いていくことになり、全体の動きや特徴をつかんできた時期ではあります。

この3月は求職者(SEの案件を探している方)や、企業側では予算の都合で人の動きと案件の動きがとても早い時期だったため、
とても忙しくさせていただいております。

この業界、僕自身はご縁で関わることになったのですが、
1年前はITにかかわるなどは考えたことはありませんでした。

もうすぐ4年生は、就職ということで
どんな仕事なのかをお話しできればと思います。


SESとは?

SESとは、System Engineering Service の略で、言葉の意味としては以下のような感じです。

システムエンジニアリングサービス契約(SES契約)とは、システムエンジニアが行うシステム開発等に関する、委託契約の一種(委任・準委任契約等)で、システムエンジニアの能力を契約の対象とするものである。

出典:wikipedia

僕は、SESの営業になるわけですが、
SES営業は、エンジニアを募集している顧客(案件)と、自社で抱えているエンジニアとのマッチングをすることが仕事です。
SES営業の元には多数の案件がやってくるので、エンジニアの保有スキルとマッチ度が高い案件があれば、顧客とエンジニアのお打合せのセッティングを行います。
お打合せ後、顧客からOKが出て、かつエンジニアもOKであれば案件参画決定となり、エンジニアは顧客先で稼働することとなります。
常駐後もSES営業は定期的にエンジニアに対して、困り事などのヒアリングを行い、フォローしていきます。

と言うのがSES営業の仕事になります。
人材のエージェントとイメージしていただければ
わかりやすいかもしれません。

■SES営業のここが難しい!

営業にはなりますので、大前提人と関わる仕事になりますが、
難しい場面も多々あります。

・長期的な関係性の構築

稼働いただくエンジニアの方のみならず、案件を紹介してくださる
顧客(企業)の担当の方とも良い関係性を構築し続ける必要があります。

毎回仕事をしている中で、いい噂ばかりではなく、、
むしろネガティブなうわさが多かったりします。
例えば、稼働者の稼働不良(遅刻、無断欠席、成績等)が顧客よりあがってきたり、これから仕事を決めていく求職者が他の会社で決まったときなど、
あまりいい気持ちはしてもらえないですね。

すべていい方向に進むわけではないため、その改善や行動から
まずは信頼をつかんでいくことがとても大事ですね。

・SE知識と単価設定

僕自身、SEの知識は皆無でこの業界に入ってきました。
そのため、稼働者のスキル面、求職者のスキルが市場的にどのくらいなのかをスキルシートからすぐ判断することが結構難しかったです。

その分、元々エンジニアの方が営業に移ったり、営業経験があると仕事はしやすいですが、だれしも未経験から始まるため、最初の3か月ですり合わせをしていけば大丈夫かと思います。

現場で経験がある人のほうが感覚がつかめているのは当たり前なので、
その認識をいち早く合わせることも信頼構築につながりますね。

■SES営業の魅力

営業はいろんな方と仕事ができるのが、魅力の1つです。
その中でもSESの営業をやってみて、面白いと思ったところを紹介できればと思います。

・技術経験が浅い人が成約になること

顧客にとっては、スキルが高い人を求めるのは普通ですが、
その中でも人柄を重視される方は多くいらっしゃいます。

仕事をする上で、誰と一緒に仕事をするかは大事になってきますので、
技術よりもやる気、人柄、コミットで成約が決まったときは、
求職者の魅力を伝えることができたのかなと、とても嬉しく思いました。
※技術は向上させていく前提です。

・稼働者の人数が自分の器

自分が案件と求職者をマッチングさせ、
成約まで責任もって仕事する。だけではなく、より良い稼働環境を作るために定期的にコミュニケーションをとりながら、フォローをしていく。

そのフォローする人数+新しく求職している人が増えれば増えるほど、管理する人の数が増えてくる。
最初は1人1人の状況把握で頭がいっぱいになるところですが、
それが自然とできるようになる。
この人は大丈夫とかはなく、多くなればなるほど1人を細かく見ていくことが大事。
その人数が増えると、自分の器が広がってきているなと実感するので、
継続的に仕事をするのが大事だなと思っております。

■SES営業で思うこと

世の中一般的に、SES営業は必要はないと思われていたり、
自分のためでしょと言われることもありますが、、

その営業さん次第でしょというのが、僕自身思うことです。

たまに、必要ないから自分で案件探させてくれという方がいらっしゃるんですが、
どうやって案件引っ張ってくるのか?
顧客に自分をどのようにして売るのか?

考えている人はどのくらいいるんでしょうかということですね。

案件見せて日程調整し、成約までもっていくという仕事に見えますし、
間違っていませんが、、
その間には、求職者とお話した印象や経験など
話に特化している営業が話をした方が、顧客には伝わりやすいんですね。

僕が関わらせていただいている稼働者様は大体いい方ばかりで、
これは紹介いただいたからということもありますが、
一般の方と比べて何が違うかというと、圧倒的にコミュニケーション能力ですね。単純に人と話す能力ではなく、
相手に伝わるような話を端的にできるか、相手の話すニュアンスをくみ取れるか等です。

そこに特化しているからこそ、営業としての役割を果たしているなと
思いますので、誇りをもってこれからも稼働者の収入アップや独立支援に携わらせていただこうかと思います。

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