見出し画像

ジョージアという国に約2か月住んでみた~バトゥミ編~

今回は、ジョージアの西側に位置するバトゥミでの生活を綴ります。
バトゥミには6月20日~7月2日まで、計2つのお
宿で滞在していました。
トビリシとは一味違うバトゥミの魅力を感じていただければ幸いです。
少々長いですが、ぜひ最後のまとめまで読んでいただきたい。

バトゥミとは…

黒海に面し、トルコと接しているジョージア国内にあるアジャリア自治共和国の首都。
ジョージアの一都市だと思っていた私は、訪れてから自治共和国だったことを初めて知りました。

トビリシからバトゥミへは電車でGO

みなさん覚えていますか、電車でGO。
なんか電車のゲーム。懐かしいな。
そんな話はさておき、トビリシ中央駅からバトゥミへはGeorgian Railwayで向かいました。
2階席で3人並びで楽しい座席です。

電車なのに飛行機柄なのも不思議で良し


車内ではお菓子を食べたり、自前チャーハンを食べたり、ゆで卵を食べたり...
途中かえぴょんがゆで卵を吹っ飛ばし、私の足に汁がこぼれるという、やんなる珍事もありましたが、笑っていたら無事到着。

卵汁を拭く様子


バトゥミには海以外もいろいろある

バトゥミのイメージは、「海がある」のみだったのですが、そうでもなかったです。
海沿いはリゾート感があって、ホテルが多いのですが、街の方に出るとスーパーや色々な商店や飲食店、美容系のお店もありました。
旧市街は街並みも可愛いし、飲食店はもちろん観光できるところや教会などもあります。

バスの運賃が激安丸

バス運賃、なんと1回0.3GEL(約17円)。(2024年6月現在)
え?
0.3GEL(17円)です。
え?
ただ、トビリシと違って、1回の値段ですので乗り継ぐたびに料金は発生します。
また、BatumiCardか銀行のカードでのタッチ決済だとこのお値段で、クレジットカードだと0.8GEL(約46円)になりますのでご注意を。
ちなみに現金では払えません。

可愛いバス

前衛的なマクドナルド

前衛的なマクドナルド


「何だこの形は」もちろん私も思いました。
でもこの佇まいめっちゃ好き。
パネルでソフトクリームを注文しましたが、ちょっと店員さんとうまく巡り合えなかったのでデロりました。

デロりソフト


店内はイートインスペースが階上にあるタイプです。
私たちの座ったカウンタータイプの横の大員数スペースではパーティーが行われていました。
大音量の音楽とダンスが大漏れです。

緑の向こうには廃墟感


屋外スペースもあり、お花もあり、お天気の良い日にはもってこいのお席でした!

階段の途中もちゃんと可愛い


バトゥミ市場

なかなかローカルな雰囲気があふれていて、テンションが上がります。

入り口はこちら


さぼわーる。さんのバトゥミ食いだおれ記事を参考にお店を探しました!
ここでは2つのお店のレポを。

〇ハチャプリ屋さん
まず入り口が可愛い。

誰がなんと言おうとハチャプリ屋

店内は最低限のもので作られた合理的なお店。
店員さんにハチャプリとレモンティーを注文してスプライトもげと。
ハチャプリ登場なんだけど、いや、デカい。

比較対象:1ラリ

思ってた形状のハチャプリに出会えたけど、とにかくデカい。
私たちは中を混ぜて、その混ざりをちぎってつけて食べる方式にしました。
周りを見ているとそれぞれ食べ方があるようでした。
カロリー爆弾は美味しさと罪悪感のせめぎ合い。

〇ハシュラマ屋さん
お次は、やっているのか定かではないほの暗い店内に突入。

電気はついていない
あれ、これ今見たらもうパン置いてるぞ


メニューがなくて、店員さんにハシュラマとビールをお願いしました。

ハシュラマとビールとパン

ハシュラマにはパンがついていました。うま。
そして、ハシュラマは見た目通りめーっちゃ美味しい。
私パクチーそんなに好きじゃないけど、こんなに入っているのに全然いける。
お肉も美味しい~!ビールも美味しい~!
「これが食べたかったジョージア料理か」とジョージア出国前日になりました。(遅)
ということで、バトゥミに行くならバトゥミ市場は行っていただきたい。

ここでもスプライトをこぼしてやんなる


バトゥミと言えば黒海

海に興味のない私ですが、海大好きな二人のおかげでちょっと海が好きになりました。
日の入り前に海辺を散歩する習慣も、今思えばなんて贅沢で素敵な日々だったのでしょうか…

海の様子

海岸は砂浜ではなく石です。
砂が靴の中に入らないので良かったです。
私は海に入っていませんが、ビーチがひしめき合うこともないので良かったです。

良きビーチ

日の入り

私がいた頃は大体20:50頃が日の入りだったので、30分くらいにビーチに行って散歩して日の入りを見ていました。
毎日空の色も、雲の感じも違って非常に楽しかったです。
癒されました。

かえぴょん「毎日空って変わるねんで」

キラキラバトゥミエリア

エアビー(Airbnb)で宿を探すときに、バトゥミについて調べた時に出てきた言葉。

"キラキラバトゥミエリア"

要約すると結構夜も騒がしいエリアということだったのですが、日の入り辺りでいろんなものがライトアップされ、小規模浜辺遊園地のようなものが動き出します。

小規模浜辺遊園地

全てのアトラクションが恐怖を感じさせる。(主に安全性)
モニターをしていなければ安全点検もされているのかも不明。
でもみんな楽しそうで、なんかよかったです。
そして、噴水のショーも行われていました。
なんかよかった。

PlaneSpottingPoint

飛行機にまつわる二人とだから行った場所。
バトゥミ空港の着陸滑走路と海の間(はざま)みたいなところで、飛行機の到着を待ちました。
私は日光避けたい女にもかかわらず傘を忘れザ・えらいこっちゃ。
一時は紫の岩になりました。

岩一歩手前

近くの公園

自転車を乗り回せる公園、公園ジム、ハンモック、謎の卵の上のビーサンモニュメントやWHEREなど色々なものがあるので、お散歩していても楽しいと思います!
そして全体的に整備されていてきれいなのですごく良いです!

自転車キッズたち


お宿について

1つ目のお宿

ベッドルーム2つ、フルキッチン、ベランダ、バスタブあり、洗濯機ありのお宿に3人で7泊しました。(1人約1840円/泊)
楽しかったな🥲

ダイニング兼リビング


お宿からの景色

2つ目のお宿

フルキッチン、ベランダ、シャワーブース、洗濯機ありのお宿に5泊しました。(1973円/泊)
こちらのお宿もAirbnbで取ったのですが、まさかのホテルの一室で、いや最高でした。

安心のお部屋
お宿からの眺め

まとめ

バトゥミには、トビリシにはない陽気さや明るさがあり、リゾート感とローカル感が味わえて非常に良かったです。
小さなスーパーはもちろん、カルフールのハイパーマーケットもありますし、自炊するにも外食するにも困りません。(マックシャワルマもありますよ)
余談ですが、パジャマで外に出てお買い物に行って「今これは服」なんて言っていたことも、今思い出したら泣けてきます。
話は戻り、ジョージアにお越しの際は、ぜひ足をのばしてバトゥミに行かれることをおススメします!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集