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ITパスポート勉強者におすすめ 読書記録#3 【ITパスポート合格教本】

1. 本日の1冊

本日の1冊は

「令和03年 ITパスポート 合格教本」

著者:岡嶋裕史

ページ数:383ページ

今や社会人だけでなく、大学生や高校生など幅広い層が受験しているITパスポート。特に近年では理系だけでなく文系の人も多く受験していると言われています。IT技術の進歩はすさまじい速さで加速し、どの業界にもニーズがあります。IT人材が不足している日本では、ITパスポートを取得することがより一般的になる日が来るかもしれません。

本日は、私が昨年ITパスポートを取得した際に活用したこの1冊を紹介したいと思います。現在ITパスポートを勉強している人や、これから取ろうか迷っている人に読んでいただけたら幸いです。


2. ITパスポート試験の概要

まずITパスポートは通称、iパス(アイパス)と呼ばれ、国家試験に当たります。2014年頃から毎年頻繁に開催されているこのITパスポート試験は、もともとIT総合戦略本部がITを業務やビジネスに活かすことができる人材の創出のために始まりました。

国家試験といっても、情報処理技術者試験というカテゴリーの中では最も基礎的な試験であると思います。


ITパスポートと初めて聞いた人にとっては、ゴリゴリの計算や理系用語がたくさん並んでいるようなイメージが湧くと思いますが、実際の出題範囲は、仕事をする上で誰もが備えておくべき基礎知識が問われます。その分野は大きく3つに分かれています。

・ストラテジ系(企業活動や経営戦略)

・マネジメント系(情報システムの開発や運用)

・テクノロジ系(コンピュータシステムやネットワーク、セキュリティに関する知識)

つまり、社会人にとっては既に見たことがある基礎知識を改めておさらいすることができると思います。逆に学生にとっては、初耳の専門用語やなじみのない経営戦略などが出題されるので、少し難しく感じると思います。

実際に、2019年の合格率を見ても、全体の合格率は55.2%ですが、うち社会人の合格率は63.7%、学生の合格率は39.8%になっております。


このITパスポート試験は全国すべての都道府県で受験可能で、1年で複数回開催されているので、自分に合ったペースで勉強できます。

また、試験時間は2時間、試験方法は四肢択一式なので、センター試験やTOEICの様な感じですね。

気になる合格基準ですが、合計1000点満点で以下2つの条件を満たすことができれば合格です。

・総合得点が600点以上

・3つの分野それぞれに対して、各30%以上の点数


3. 勉強方法や勉強時間

ここでは私が具体的にどのように取り組んだかを紹介します。参考にしていただければ幸いです。

まず、ITパスポートを取得しようと思ったその日に、本書を購入し、2か月先の受験日を申し込みました。初めにゴールを設定しておくのは大切です。

本書は各分野ごとに丁寧に解説されており、図やイラストなど多分に用いられているので理解しやすいと思います。とはいっても、383ページとページ数はそれなりにあります。

私は1日1時間、本書を読むよう継続したら、1か月で2周することができました。コツコツ努力することが大切です。

そして2月目ではひたすら過去問を解きまくりました。最初は抜け落ちている知識もあったので、専門用語等は自分で単語集を作って暗記しました。過去問は絶対に解くべきです。

さて、過去問題集も購入しないといけないのかと、思われた皆さん、その心配はございません。

なんとこの本には、購入特典として専用のWebアプリを使うことができます。ここでは、過去の問題集が私も解ききれないほど膨大にあり、「間違えてしまった問題」「まだ解いていない問題」「各分野別」のみを出題する機能もあり、非常に便利です。

以上をまとると、本書を2周し、専門用語を暗記、付属の過去問を解きまくれば合格することができます。

早い人だと1か月もあれば取得できると思いますので、もし興味のある方、ITに関する基礎知識を学びたい方、就職活動生もぜひトライしてみてください。


4. 最後に

記事を読んでいただき、ありがとうございました。

昨年から読書を本格的にスタートし、アウトプットをするためにnoteを始めてみました。皆さんからのおすすめの1冊もぜひ教えていただけると嬉しいです。

次回の投稿もよろしくお願いします。


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