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働くということ

息子の誕生にあわせて立ち上げた「みやざきママパパhappy(ミヤマパ)」という団体があります。こちらは、「児童虐待防止」を目的とする団体なのですが、もう一つミッションがあり、「ママたちで町を変える」というものがありました。

女性が今よりあと5万円収入が上がれば社会は変わるんじゃないかと思ったのです。そして、そのロールモデルを作ろうとミヤマパができました。

当初はママ起業家を増やすことも視野にあったのですが、約10数年の活動を通しておもしろい事が見えてきました。

産後、何かしたいとミヤマパを訪れるママたちは、先輩ママ達と活動をしていくうちに、色々なことを学び悩みながら色々な世界を見たり聞いたりして。・・・そして気がつくと新しい世界を見つけて飛び立っていくのです。

ミヤマパに関わってくれた方は、学校のPTA役員をしたり、大学に入りなおしたママもいます。バリバリのワーキングマザーもいるし、講師で生徒さんに講義をしている人もいます。

当時、ミヤマパの理事長をしてくれている仲間と話したのは、

「ママたちのキャリアアップの場としてミヤマパが使えたらいいよね」

ということ。

そして、ミヤマパの立上げから約10数年後、

私は新しい会社を立上げ、現在ミヤマパのメンバーを採用しています。長年関わってくれているので、相手のこともよく分かるし、何より私の思いに共感、理解をしてくれているので、ブレない。

ママ業に専念している間は、ガッツリと働けなくてボランティア(ミヤマパ)が中心だったけど、子ども達が小学校に上がり親の手が離れ始めるのと同時に、当社(ナチュラルビー)での仕事の比重を増やすことができる。

私(自社)にとっても、スタッフにとってもメリットのある形。

この仕組は、とてもいいなあと最近気づきました。

これをしっかりとしたキャリアアップの為の仕組として機能させるには様々な準備も必要になるかと思いますが、ボランティアや市民活動からフルタイム勤務への以降にはとても効果的な仕組ではないかと思います。


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