本質であることだけに集中する介護施設組織part.3-本質であることは、自覚するということ-

ミヤケです!

part.3です。

↓part.1

↓part.2

”採用活動”は、僕たちに合っていない

本質的であることを大切にしている僕たちの職場において、まだまだその価値観に沿っていないことはたくさんあります。
要するに、理想はあっても現実が追いついていないことがあります。

その一つが採用です。

本質的であることを大切にしている僕たちは、今まで間違った採用活動をしていました。

・労働条件
・給与条件
・その他条件

僕たちは、条件で転職者を絞り、応募に繋がった人全員と面接をし、採用をするかしないかを決める。
全て「条件」によって採用活動をスタートさせていました。

しかし、僕たちはこれまで一度も「条件」によって、長く働いてくれる仲間に出会ったことはありませんでした。

恥ずかしくて、胸をはって言える事ではないかもしれませんが、
今のメンバーの多くは、年収を下げて転職してきています。
もちろん、面接の時には何度も何度も言ってます。
「ほんとに、ほんとに!年収下がりますよ!もし、年収を上げたいのであれば、知り合いの施設さん紹介しますよ?」
これで2,3度ほんとに目の前で電話をして繋げたケースがあります。

ですが、今いるメンバーは全員これに同意してくれていました。
(申し訳ない気持ちはほんとに強くあるので、なんとしても事業を成長させてお給料をもっと上げていきます。。)

採用に話を戻します。

僕たちは、
・幸せに働く
・楽しく働く
つまり、本質的であることを目指し、それを一緒に実現させてくれる仲間を探しているのに、
「条件」で見つけようとしてきました。

見つかるはずがありません。

思考停止していたんです。

採用するためには、採用サイトに登録し、エージェントからの営業電話に対応し、電話越しに年収と労働時間を伝えて終了。。

そんなことを永遠とやっていました。

僕たちが、僕がなぜこのやり方に固執してしまっていたのかというと、
大きな成功体験があったからです。
今中心で活躍しているメンバーの一部は、この方法で採用に繋がり、押しも押されもせぬチームの中心人物になっています。
だからこそ、「このやり方で、こんなに素晴らしいメンバーに会えるのか!!」と驚嘆し、大きな成功体験として記憶に残り、逃れられなくなってしまっていたんです。

やめよう。

合っていないことは、やめよう。

そんな決断をしました。

共感してくれる仲間をただ大切にするだけ

僕たちは本質的であることを目指しています。

そのために仲間を集めます。

では、どうやって集めるのか。

採用サイトと睨めっこすることではなく、
僕たちのチームに関心や興味を持ち、関わりたいなと思ってくれた人と親密に関わり、
大切にするだけで、いつも通りするだけで、きっと仲間を自然と増えるはずです。

1日だけ働いていただいてもいいし、ボランティアでもいいし、スケッターのような働き方をする方と繋がったっていい。

僕たちが僕たちらしくいられる方法で、ただいつも通りに、目の前にいる人を大切にするだけでいい。
何も特別なことをする必要はありません。

本質であることは、自覚するということ

これから僕たちは、もう一段、あるいはもう二段、次元上昇させたチームを作ろうとしています。
介護、労働集約型のチームが見たことのない景色を見に行きます。

そのために、僕たちが大切にしている価値観「本質的であること」を純度そのままに持ち続け、伝えていかなければなりません。

純度を保つ最初の一歩は、
自覚することです。

僕たちは、
”仲良く思いやりのあるチーム”
なんかじゃありません。

本質的であることそれそのものです。
それそのものを、それそのものとして大切にしているんだ!と自覚することが、まず僕たちのすることだろうと感じています。

本質であることだけに集中する介護施設組織

それこそが、僕たち一人一人の幸せであると信じています。


介護業界でそんなことができるのか!?


どうぞ、ご覧に入れましょう。


<終わり>

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