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分断を超えて”ウチ”に入れば「コミュニティ」になる

”隣に行って教えてあげるよ!”

シニア向けスマホ教室で「スマホの伝道師(自称)」をしております。

参加者の方は、地域に住んでいる中高年〜ご高齢の方々です。

「教室」というより「コミュニティ感」を大切にしたいので、雑談をしながらゆるく進めています。

「教室」ではないので、生徒さんが一斉にカリキュラムを消費していく訳ではありません。

もちろん、最初から全員が”仲良し”な訳でもありません。

参加者さんは”大人”なのですが、やはりそこは人間関係。
上手くいかないこともあります。

特に、もともと違うコミュニティに属している人同士が複数人で参加しているケースも多く、誤解を恐れずに言うと「派閥争い」みたいになったりすることもあります。

ある教室でも別々のコミュニティ出身のメンバー3人同士くらいが、開催中1時間半の間に何度かギクシャクしてしまうことがありました。

その度に僕が間に入ったり、ふざけてごまかしたりしながら、どうにかやり過ごしていました。

先日、大きく自体が変化しました。

「これの、・・ここがわかんないのよね〜」
ある女性がつぶやきました。
講師役2人は他の参加者さんの対応をしていたところ、

”隣に行って教えてあげるよ!”

これまでギクシャクしていた”派閥”の女性でした。

ひと通りの操作を教えた後、元の席に戻られました。

”ありがとね!”

こう言ったのは、教えてもらった女性ではなく、教えた側の女性でした。

”人に教えると自分がよく覚えられるわ!ありがとね!”

教えた女性の真意はわかりません。

でも、この時から、”二つの派閥”ではなく、”一つの緩やかなコミュニティ”になってきたように思います。

無理して仲良くしなくたっていい。
時間をかければいい。

大切なのは、参加者全員が「安心・安全」で「楽しい」気持ちであるかどうかです。

言葉では分かっているけど、

やっぱり自分の手でやってみないとわかんないものですね。



<終わり>


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