「変化しないのは、終わりの始まり」と言われる日が来るなんて
ミヤケです!
久々のnote更新になります。
今日、弊介護施設の運営を一緒に考えてくれているメンバー二人とmtgをしました。
来期に向けた、まあまあ大事なやつです。
その場において、感慨深い出来事があったので、書き残してみます。
「ここ数年、うちの組織はずっといい状態なんです。だからダメなんです。」
組織の最年少メンバーが管理者をやっている弊施設。
彼女は滔々と語り始めました。
来期に向けて、本当は、こうしたいああしたい・・とかあるんですけど、まとめると、今すごいいい状態なのが、よくないと思うんです。
採用もうまくいって、ここ数年すごくいい状態で、メンバーもいいし、最高だと思うんです。
でも、やっぱり、それは居心地の良さにつながって、、いいことなんですけど、居心地が良すぎるあまり、マンネリというか、少し緩んできていることが増えてきたように思うんです。
だから来期は、締めるというか、変化させたいなって思うんですよね。
彼女から飛び出した言葉に、僕は少しの間言葉を失って、そしてすぐに嬉しさに変わって、彼女にこう言いました。
「変化しないのって、やっぱよくないって思うよね?」
「はい」
僕の目を見ながら、彼女は力強くそう言いました。
変化したい。
いい状態は、変化していない証拠、だからきっと歪みが生まれる。
僕はことあるごとにメンバーにそう言い続けてきました。
ですが、これまではあまり理解されなかったように思います。
だって、今がいいんだから。
人間は、いい状態の渦中(変な言葉ですが)にいると、それが永遠に続くような気持ちになってきます。
悪いことを考えないようになります。
でも、どんなことも波があります。
国の繁栄も、株価も、人間の体調も。
ずっと悪い人もいないけど、ずっといい人もいません。
ティール組織を勉強している他部署のメンバーや、一部メンバーはなんとなく理解をしてくれましたが、それが浸透するまでには至りませんでした。
だからこそ、今日の出来事を受けて、僕はびっくりしました。
「変化したい。」
彼女のその言葉に、
ああ、彼女も立派になった。
立派になっただけでなく、自分で、自分の力で変化を起こそうとしている。
決して、僕の意見に同意しているからではなく、自分で気づき、自分で影響を与えようとしている。
僕は言葉に言い表せないような幸せな気持ちになりました。
きっと、生まれ変わる。
もっと良くなる。
もっとたくさんの幸せに貢献できる組織になれる。
それは、僕発信ではないところからの変化、だからかもしれません。
<終わり>
シニアの方々が、主体的に・楽しく生活し続けられるよう、頑張ります!少しでもご協力頂けると幸いです。