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子どもとパンを作る

お昼に、パンを食べたいけど買いに行きたくない(天気が良くないし、3歳と5歳を連れての買い物は非常に疲れる)ので、作ることにした。


無心で何かに没頭したかったので、生地を捏ねるにはうってつけのコンディション。


材料を測って、さぁ捏ねますよ!と、なった時、3歳に見つかった。


「わたしも やるー!」


いえいえ、あなたはパンが焼き終わるまで泣いたりケンカしたりせずに過ごすのが最大のお手伝いですよ!と思いつつ、材料が入ったビニール袋を渡す(うちのパンはビニール袋で捏ねる)。

すると5歳が、


「ぼくもやるー!」


と乱入してきて、1つしかないビニール袋を取り合おうとしていたので、急いでもう1つビニール袋を作成。

レシピには、倍量にしても良いとか何も書いていないので、この時点で不安になる。


そもそも私が捏ねたくて準備したのに、捏ねられない。


まぁ、やってくれるからいっか!


と、思うことにした。
切り替え大事。


5歳と3歳が、10分しっかり捏ねられるかの不安もあったが、もうパンをおいしく食べられればいいやということにした。



ガス抜きと成形は私がやり(3歳と5歳に10分捏ねましょうは少し退屈だったよう)、オーブンへ。



倍量を焼くのは初めてなので、きちんと焼けるか心配で。

いつもの時間+5分ほどで美味しそうな焼き色がついた。

手のひらサイズのパンが18個、焼きあがった。
(トップの画像が実際に焼いたもの)

山盛りのパンに喜ぶ子どもたちを見て、こういうのもいいなと思った。


焼きたてはおいしくて(毎回自分で焼くとそう思う)、子どもたちは止まらないだろうなと思ったので4個でおしまいにする。

残りは、3歳と5歳のお腹に収まった。

「またつくろうねぇ!」
「またたべようねぇ!」


と言ってもらえたので、これは成功だった。


パンを作って食べたこと、覚えていて欲しいなと思った夏の1日だった。



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