創業セミナー＠東京 Day２開催報告！

１０月２６日（土）に今期２回目となる創業セミナーを開催しました。
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特別ゲストとして、震災を機に故郷の石巻へＵターン起業した株式会社イトナブの古山さんにお越しいただきました。
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今回のテーマは「なぜ起業するのかを明確にしよう！」

起業には、ビジネスプランや人脈や資金など、様々なモノ・コトが必要です。
その中でも、起業の準備を進める中で後回しになってしまったり、いつの間にか置いてけぼりになるのが「なぜ起業するのか？」という部分です。

しかし、この「なぜ」は事業を立ち上げ、拡大していくためにはとても重要な要素だと思っています。

事業の立ち上げには、アップダウンがつきものです。
その乱高下の大変な時期を乗り越える原動力であり、向かうべき方向を示してくれるのが、今回テーマにした起業の「なぜ」の部分です。

そして、起業家本人だけでなく、協力者や社員、多くのステークホルダーを巻き込み、事業を推進する原動力になります。
（下の画像は今回のセミナーで使った資料の一部です）

そこで、今回のセミナーでは、ゲストの古山さんから起業当時から現在にいたるまでの「想い」とそれに連動した事業展開についてお話しいただいた上で、参加者の皆さん一人ひとりの「想い」を明確化するワークショップを行いました。

震災10年後までに石巻で１０００人のIT技術者を育成

高校卒業とともに地元離れ、埼玉の大学に進学。周囲の方からの刺激を受け、WEB制作会社を自身も起業します。
そして、2011年に発生した東日本大震災を機に故郷の石巻市へUターンした古山さん。

震災により大きく変わってしまった一方で、子供たちの環境は状況した当時と変わっておらず、ワクワクして働ける環境はありませんでした。
そこで思い出したのが自身の学生の頃の環境。
周囲の大人たちのチャレンジする背中を見て、自分もチャレンジしたいと思った当時の環境を、石巻に作り、１人でも２人でも、当時の自分と同じように何かしたいと動き出す若者を生み出していきたいと考えます。

そして、若者がチャレンジできるようになるための武器として、プログラミング教育を始めます。
そのために最初に向かったのが、出身校でもある石巻工業高校。
アポなしで飛び込み、プログラミング教育をやらせてほしいと直談判します。

「震災10年後の2021年までに、石巻から1000人のIT技術者を輩出する」というミッションを掲げ、これまで事業を進めてきたイトナブさん。

高校での出前授業から始まり、国内最大級のハッカソン「石巻ハッカソン」の運営や企業と連携した教育・採用サービスの開発など、徐々に活動を拡大していきます。

最後に古山さんが大事にしている４つのちからをご紹介いただきました。
①強く願うちから！
②言葉にだしたらやりきるちから！
③まわりを巻き込むちから！
④日々ズレるちから！

「可能性に蓋をしているのはいつも自分自身」
どうなるか分からないけど、４つのちからを心に、日々チャレンジする背中を見せ続けています。

石巻の若者だけでなく、今回の参加者の皆さんも、「自分もチャレンジしよう！」と思えたのではないでしょうか？

次回（最終回）は１１月９日（土）です！

次回のテーマは「東北で何をするのかを明確にしよう！」。
今回ワークショップを通じて明確にした思いを基に、具体的なアクションを明確にしていきます。

特別ゲストは、秋田県横手市へUターン起業した阿部さん。
ゲストハウスを経営しながら、新事業として地元産のリンゴを使ったハードサイダーの開発も進めています。

阿部さんのリアルな体験談を通して、事業アイデアづくりについて学びます！
また、次回も一人ひとりの事業アイデアを明確にするワークショップも行います。
Uターン起業しようか迷っているけど、何をしよう？と悩んでいる皆さんはぜひお越しください！！
＜Day３の参加申込はこちらから（Peatix）＞

その他のお知らせ

みやぎUIJターン起業補助金、申請受付中！（～11月29日）

みやぎUIJターン現地ツアー、12月14日-15日に開催します！
※詳細はFacebook等で発信しますのでフォローお願いします！

【ご相談はこちらまで】
みやぎ創業サポートセンター
（運営：MAKOTO WILL）
TEL：022-352-8850
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（みやぎ創業ガイド）