【2024年1月読書記録 その2】わちゃわちゃしてて楽しい作品たくさん!
こんみゃーび!自分探しの旅の途中、物語大好きぶいちゅーばーの「つじ みやび」と申します。
本日も読書記録をお届けです。今回は今年1月に配信で言及した作品に関して、2回に分けてお話していこうと思いますの後半!
配信時に使用した資料を添付して、思い出や簡単な感想を載せておきます。該当配信のリンクもつけておきますので、お時間ありましたら是非。
目次をつけておきますので、気になる作品だけを見に行くなり、とりあえず全部見るなり、お好きな方法でどうぞ!
拙い文章ですが、お付き合いいただけますと幸いです。
今回はこちらの配信でお話した作品を取り扱います。
1 : 我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.2 魔王軍、ぶった斬ってみた
1巻では盛大に燃えていましたが、今回は盛大に切り刻んでいましたね~~~!私はこういうはちゃめちゃな話が大好物なのでニコニコしておりました。
スク水あり、女子高校生たちが海岸で青春する1ページあり、魔剣と精神勝負あり、足の生えた謎のサメとの戦闘あり。ふり幅がすごい。
今回は表紙に居るジン大活躍回でした。この感じだと他のメンバー全員分大活躍回がありそうなので楽しみです。
何より、2巻出たのが久しぶりすぎて……感動がすごかった!3巻はいつだろうね。1年はこれで待てます。
2 : 探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。
ほ、本格的名探偵……!?とは!?!?という混乱と、タイトルの長さでまず疑問符待ったなし。読み終えると、確かにこのタイトルだなぁと思えるので是非読んでタイトルの内容をしっかり確認して欲しい。
しかもこれ読んでびっくりしたのが、全員が全員ヒロインなんですよね。一見福寄くんが主人公、推川さんがヒロインのように見えるのですが(1巻は実際そうなんだろうけど)、他にも個性ドバドバなキャラクターが4人もいるんですよね……いやお前主人公やん!と何度叫びたかったか……。
後は厨二心が刺激される用語がまぁ多くて!!!うっきうきでした。
作者の夜方宵先生、Xで「ミステリ大好きラノベ作家兼厨二の伝道師」とプロフィールに書かれているのですがまさにその通り過ぎましたね。
そしてもちろんミステリも面白い!!!本作、第19回MF文庫J新人賞受賞作なのですが、応募時作中に出てくる見取り図をアスキーアートで書いていたそうです。執念しかないじゃん。
ミステリ好きにもラノベ好きにも広く勧めたい、そんな作品です。
―――以上、感想列挙、作品紹介
(私が書くと微妙にダサいな……)
3 : 鵺の陰陽師
王道ボーイミーツガール!そして現代和風ファンタジー!いいですよね~~~やっぱりみんなこういうの好きよね。わかる。
本作、主人公がちょっと臆病ながらも立ち向かう姿がかっこよかったり、鵺さんがめちゃ美人で目の保養でしかなかったりするのですが、それより1巻はクラスメイトがマジでかっこいいのよ……
「実は強い力を持っていて」とかでもない、本当に普通のクラスメイトが(前の話でもろもろあって)パンツ一丁なのに、主人公のこと守ろうとしてくれるんですよね。
本当に、そのあと力が~とかでもなく、本当に一般人なんですよ。こんなにパンツ一丁の男性キャラをかっこいいと感じたことはありませんでした。
そんな姿見ちゃ、主人公も気合はいるよね。そんな1話から始まり、2話以降では悉皆学校に救う魔を退治していきます。試し読みもできるみたいなので、パンツ一丁がかっこいいわけないじゃーん!と侮っているあなた読んできなさい。
4 : 當辰歳歌舞伎賑
ここからは1月大歌舞伎のお話をしておりました。
1つ目は當辰歳歌舞伎賑。絶対に初見では読めないですし、何度見ても読める気がしない。書いている今もなんて読むんだっけな……となってます。
見どころにもありますが、當辰歳歌舞伎賑という演目は舞踊なのでお話は見どころに書いてある以上の内容はありません。
ただ、めっっっっっちゃ綺麗なのよ。
五人三番叟に関しては5人役者さんが出てくるのだけど、それぞれ同じように見えて実はちょっと違う柄の布で衣装が作られてたりとか、舞の時の足踏みの音が気持ちよかったりするのよ。
地を踏み鳴らして、良くないものを打ち払うって考えた人が居るとか聞いたことがありますが、まさにって感じでしたね。
英獅子は男女の1組が舞を踊ってました。「粋」とか「江戸情緒」とか、なんとなぁくしかわかんないけど大丈夫かな……と思ってましたが、ほほんこういうなんかワルな雰囲気もありつつ、やっぱりめでたいみたいな感じか……な??という感想を抱きつつ見ていました。
私は五人三番叟の方が好きだったので英獅子あんまり覚えてないやごめん……。
5 : 荒川十太夫
もうファンもきっと大勢いることでしょう、赤穂義士の番外編です!ちなみに私は赤穂義士わからん!ごめん!!!
お話としてはこの十太夫という人が何故身分を偽るように、自分にはふさわしくない程立派な身なりでで泉岳寺へお墓参りに行っていたのか、という十太夫の語りがメイン。
とうとうと過去の罪の意識を語る様は何とも、悲しいような、苦しいような気持ちでした。この時代の身分制度や、介錯について垣間見える作品。イヤホンガイドがあるとよりすっと内容が入ってくるかと思います。
赤穂義士好きはこれ絶対好きだよ~~~~!という作品でした!
6 : 狐狸狐狸ばなし
毒殺!?!?え、これそんな化かしあいとかそんな話なの!?と戦々恐々としながら見たのですがめっちゃ楽しかった。これラノベだよ完全に。誰か書いてくれラノベ風に。
と思うくらいにはコメディでしたし、こういう話は今も昔も変わらずみんな好きなのね~~(にっこり)という発見もありました。
後は、客席も使って劇を進行していく感じがすごい楽しかった。花道とかではなく、もう普通にあの、客席です。歌舞伎でもこういうことやるんだ~!と。
ラスト一瞬後味悪いなぁ……とちょっと残念………じゃない!!!!というところも本当に楽しかったし、本当にはじめっから最後までお互いを、そして観客も巻き込んだ騙しあいを繰り広げてくださっておりました。
ま~~~~じで楽しかった!!!また観たい!
まとめ
今回は歌舞伎も入れて全部で6作品のお話をしました。
振り返ると、全体的に結構わちゃわちゃしてますね。年の初めからこんなにニコニコできる作品に出合えて幸せでした……。
どれか一つでも皆様の癖に刺さる作品が見つかると嬉しいです!
では、今回はこの辺で失礼いたしますね。
おつみゃーび!
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