【食レポ】豆禅TowZen(京都市・精進料理系豆乳ラーメン専門店)
私の記事に関心をお持ちくださりありがとうございます。
お店紹介の前に京都市内のバス事情を
2024年3月末でバス1日券の販売が終了しました。
長年、利用していました。
フレンドフーズさんへ行くにも、美濃与さんへ行くのにも、とても助かっていました。
4月以降は地下鉄・バス1日券か、地下鉄1日券。
地下鉄・バス1日券はちょっとお高いので、地下鉄1日券を利用しています。
京都の町は、歩いてなんぼ、と思っているので、歩くことは全く気にならないのですが、いかんせん、すでに暑い…。
あいかわらずぎゅうぎゅう詰めのバスを横目に見ながら、暑い中、ひたすら歩いています。
お高くなった地下鉄・バス1日券の元を取ろうとしているのか、暑いからなのか。
『京を「地下鉄・バス1日券」で巡る本』(ユニプラン発行)なんていうガイドブックも6月に発売され、益々、「地下鉄・バス1日券を使い倒そう!」という観光客が増えるかもしれませんね。
地元の方々がバスを使えなくてお困りだと、ニュースで拝見しました。
お若い方々は、まだ、自転車など利用できるのでしょうが、お年を召した方々は、ほんとうに大変だとお気の毒に思います。
仙台市内では、観光客向けの観光地だけを巡回する「るーぷる仙台」というバスがありますけれど、京都市内は、そういったバスも難しいのでしょうね。
【食レポ】豆禅TowZen(京都市・精進料理系豆乳ラーメン専門店)
ということで、地下鉄烏丸線の松ヶ崎駅から、一直線に南下します。
一瞬、見落としそうな間口の狭い私道前にちょうちんを見つけました。
間口の狭いお店、京都ならでは、ですね。
緑が多くて風情があります。
お店の玄関先まで行くと広くて、私が生まれて3歳まで暮らしていた実家を思い出しました。
私の実家も城下町にあって、私が3歳までは菓子屋を営んでおりました。
間口の狭い店先と、工場(こうば)があって、大きな桜の木が1本ある広い中庭がありました。
ですから京の町家、大好きです。
お店に入って、最初は奥のお座敷にいましたが、台湾からの数名のご家族がみえて、お座敷をお譲りし、カウンター席に移りました。
本来なら見えるはずの厨房の前に、大きな板が置かれて見えないようにされていました。
その板には『撮影禁止』の張り紙が。
池辰彦さんの『「普通」じゃない「普通」』で、今、インフルエンサーたちが厨房を撮影してプロの技を紹介する動画が流行っているとnoteの記事に書いておられたのを思い出しました。
女将さんに2024-4-12の『ありがとうの循環「スキ」をくれたクリエイターさんから学んだこと』に書いてある私のnoteにおける記事の趣旨を伝えました。
そしたら店主さんが、『撮影禁止』の上から、ひょっこり顔を出されて「ぜひ、どうぞ。書いてください。」と笑顔でおっしゃってくださいました。
それから店主さんが、なぜ、撮影禁止にしたのかを話してくださいました。
撮影禁止になったわけ
海外からのお客様だったそうですが、動画撮影をしながらお店に入ってきて、食べ終わって、お帰りになるまで、手を休めずにずーっと撮影したままだったそうです。
私たちが座ったカウンター席にそのお客様もお座りになり、カウンターから身を乗り出して店主さんが厨房で調理している様子もずっと撮っていたそうです。
「おやめください」とお断りしても聞く耳を持たなかったそうなんですね。
また、あるお客様は、麺屋さんの前にある大きな箸が麺を持ち上げる動くオブジェの真似をして、何度も箸で麺を持ち上げる様子を撮影していたそうなんです。
「食べ物で遊んだらいけない」と叱られた世代なので、私には考えられません。
インフルエンサーやTV局の方々は、事前にお店に断りを入れて、おそらく動画には「これはプロモーションです」と表記されていると思うのですが、気がつかない一般の方々や海外の方々がよく理解せずに、真似をしているのでしょうか。
確かに国が違えば風習なども違うのかもしれませんが、国は違えど、やってはいけないこと、礼節は共通のような気がします。
とても物腰の柔らかい店主さんです。
きっと、撮影禁止の板なんか外して、ご自身が調理された料理をお客様が幸せそうに召し上がるところを見て、ご自身も幸せな気持ちになりたいだろうに、とお気の毒でした。
前置きが、長くなりました。
お座敷にあるヴィーガン・グルテンフリーのスイーツメニューはこちら。
グルテンフリー、やはり来てます!
ラーメンメニューはこちら。
1.まずは、ラーメンを選びます。
・ムサシ
・大豆ミートの担々麺
2.次に、麺の量を選びます。
S、M、L
3.麺の種類を選びます。
・細麺(スタンダードです)
・米粉麺
グルテンフリー、来てます!!
・クロレラ麺
4.味を選びます。
・こっさり(スタンダードです)
・クロレラ
・麻炭
こちらは限定メニュー。
家族は、ムサシのスタンダード・バージョンを選びました。
私は、普段、自宅での昼食が質素なので、外出した時は、ちょっぴり贅沢をしています。
1日数量限定メニューTOW膳を。
数量限定、期間限定に弱いです…
やっぱり、このお店でも店主さんの物腰の柔らかさがお料理の味に表れていると思いました。
精進CHAGOさん同様、お会計の時に、店主さんが手を休めて調理場から来られて、深々とお辞儀をして見送ってくださいました。
『撮影禁止』の下には、小さく「撮影は、ほどほどにお願いします」の書き込みが。
作りたての美味しい味を、ぜひ。
精進料理系豆乳ラーメン専門店 豆禅TowZen
京都市左京区下鴨東高木町13-4
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