#戦争
水木しげる (姑(クーニャン)娘)
水木しげるの戦記物です。
「姑娘」は人から聞いた話を基に描いたものらしいのだけど、かなり酷い話です。
あとがきで水木先生本人が「やはり、日本人として、そういうことは反省しなければいけないと思う」と、書いているがその通りだと思う。
戦争っていうものは、一般の女性や子供が犠牲になるんですよね。日本だけではなくてどの国もたぶん同じような事を平気でしているのだと思います。反省は日本だけでなく戦争をし
手塚治虫 (アドルフに告ぐ)
もう、名作中の名作!
毎度の事ながら、手塚先生の話の内容、話の組み立て方には脱帽する。
長編になると、よく使われる手法として、一見全然別の話が平行して描かれ、それらが最後に全て合わさるのだが、その合わさった時の「快感」!・・・何度味わっても気持ちがいい。
勿論、この「アドルフに告ぐ」でもその手法が使われている。
ただ、もう新たな快感に出会うことがないのは、非常に哀しい。
手塚さんが亡くなってもう