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漫画の感想

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昭和生まれの私が読んだ漫画の感想。古いのも多いけれども新しいものもあります。
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2023年2月の記事一覧

台湾版のブラックジャック

台湾版のブラックジャック

2014年に娘と台湾旅行に行ったときに買った台湾版のブラックジャックです
<典臧版>って書いてますが<愛蔵版>ってことでしょうね、きっと。

手塚治虫の漫画は台湾版で結構出版されているようです
もちろん、海賊版ではなくて正式に認められているものです

私が行った書店には残念ながら手塚作品はこのブラックジャックしかありませんでしたが、
「火之鳥」(たぶん「火の鳥」)
「佛陀」(たぶん「ブッダ」)

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松本零士 (四次元世界)

松本零士 (四次元世界)

松本零士先生がお亡くなりになりました

零時社からのお知らせで
「星の海に旅立ちました」とありました
そうなんですね、星の海なんですね
そして
「遠く時の輪の接する処でまた巡り会える」
とも・・

心からご冥福をお祈りいたします

テレビなどでは999やヤマトのことを取り上げているのが多かったのですが、少し違ったものを取り上げてみます
以下は2005年に私が別のブログに書いた感想です

(1969

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山岸凉子 (天人唐草)

山岸凉子 (天人唐草)

この作者は、長編もいいが、短編も非常にいいものが多い。

この「天人唐草」タイトルページでは天女?が舞っている姿。
あぁ、綺麗だなー。今回の話は現代ものじゃないのかな?と思いつつページを開くと3ページ目にはどこかの空港。不審な人物らしき人の足元のみの絵で終わる。
「えっ?何だ??この展開は???」…と思いつつ次のページをめくると「きえー」とか「ぎえーーーっ」とか妙な叫び声を上げながら歩く、髪を金髪

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山岸凉子 (ツタンカーメン)

山岸凉子 (ツタンカーメン)

古代の遺跡の破壊とか財宝の盗難とかの話を聞くと非常に勿体無いと思って、「ああ、これ以上聞きたくない!!」と、思わず叫んでしまいそうになる。
根が貧乏性だからだろうか?

これも、ツタンカーメンを題材にしてるから当然破壊と盗みの話が出てくる。
うーーん。勿体無い!勿体無い!!・・・
貴重なものを壊さないで!!!盗って行かないで!!!!

・・・ま、それは置いといて、この作者の独特な線のタッチ、独特な

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浦沢直樹 (MASTERキートン(作・勝鹿北星))

浦沢直樹 (MASTERキートン(作・勝鹿北星))

平賀=キートン・太一・・・母、英国人。父、日本人。
英国国籍所持。
オックスフォード大学出身、
胡桃沢大学「考古学」講師(2巻でクビになるんですけどね)兼フリーのオプ(調査員)。
元SASサバイバル教官。
・・・というのが主人公。

見たところ、さえない普通の男なんだけど、危機に直面すると、その真価を発揮して格好良くなる・・・というのは、よくあるパターンといえばそうなのだけど、そういうパターンが好

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