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#18 お年玉ショッピング

お正月が過ぎ、1月後半になりました。
子供たちがもらったお年玉はどうされていますか?

うちは一昨年から(長女が5歳の時)、「お年玉ショッピング」をしています。



”お年玉はソッコーで使うべき!”

 きっかけは、ちきりんさんのブログに出会ってからです。
ちょうど10年前の記事ですが、今でも納得できる内容です。

 子供にとってお年玉ってのは、もらってすぐに使えば毎月のお小遣いでは決して変えないモノが手に入る”使い甲斐の非常に大きな額”です。
ところが親の勧めに沿って”とりあえず貯金”をしてしまうと、大人になった後「お年玉で何を買ったか」全く記憶に残りません。
 この理由は、お金の価値の上昇スピードと、本人の稼ぐ上昇スピードの違いにあります。

Chikirinの日記より

 詳しくはちきりんさんのブログにありますが、小学生での5000円の高揚感が高校生になるとそこまで感じなくなる。バイトでも稼げる値段になってくるからです。
同じように大学生の時の2万円が社会人になるとそこまで感じなくなる。
年齢が上がるにつれて、単なる生活費の一部になってきてしまう。
それは稼ぐ力が付いてくるからとちきりんさんはおっしゃっています。

 なので、もらってすぐ使うと価値が高いのに、貯金してしまうと本人が感じる価値は成長に伴って下がってしまうということです。


小学生にとって3000円も大きく感じる!!

お年玉と普段の買い物の違い

 小学生にとって5000円ってすごく大金に感じるんです。「かわいい文具、アクセサリー、ぬいぐるみも買えるのー?!」と。
それが高校生、大人になると小学生の時ほど大した額に感じない。
 私は保守的な両親に育てられたので、”貯金=良し”という考えの子供時代でした。
今は子供時代ほどではないですが、”パーッと使う””無駄にお金の使ってみる”には気が進まない思いがあります。(何だか時間もお金も、意味のあることに使わないといけないという囚われがあります。)

 お年玉の使い道の話に戻りますが、小学生にとって大金に感じることに加えて、うちはまだお小遣い制にしていないので、子供がお菓子など買いたいときは親にお伺いを立てないといけません。
しかしお年玉だと自分で自由に決められます。それも子ども本人にとっては嬉しいポイントの1つ。

今年も小1長女と「お年玉ショッピング」をしました。予算は5000円。
学校ではまだ100までの数しか習ってないので、計算は親がしました。
5000と言う数字が理解できて計算もできると、今よりも大きなお金と言う実感が湧くような気がします。

長女の様子

数字ははっきり理解出来てなくても、金額の上限が決まってる、自分のお金というのがあり、買い物の仕方がいつもと違いました。

 カゴに入れては私に計算してもらって棚に戻し、また他のをカゴに入れては…と色々悩みに悩んでる。

悩んでる間には、「これ、そこまで欲しいわけじゃないしなー」って独り言を言ってて、
「え!親に買ってもらう時は結構あれこれ買うけど、そこまで欲しくない物もあったんかい!」と思わずツッコミました。

初めは使い切ろうとしてた長女ですが、数百円残していました。
慎重になって色々悩んでる姿を見て、そういう買い物の仕方も経験して良かったなと思います。

買った物は、すみっこぐらしのぬいぐるみやアクセサリー、ポケモン図鑑、シャーペンでした。

もし子供に「これ買ってー」って言われても、即答しないもの、「誕生日にねー」と流すものを買っていました。
 シャーペンは私は高学年くらいがいいなと思って買わなかったのですが、本人はどうしても欲しかったみたいで、買って本当に嬉しそうでした。

 帰り道も買い物が嬉しすぎてテンションが高かったです。
こんなに嬉しそうで満足してる様子を見て、私も嬉しくなりました。


長女もウキウキしていました!

お年玉ショッピングで経験できたこと

・本人が自分で“本当に欲しい物”を吟味する経験が出来る

・あれもこれも買える!という高揚感

・(子どもにとっては)普段親には買ってもらえない物も文句言われず買える

・なんと言っても、子どもの嬉しそうな笑顔!

まとめ

 お年玉の一部を使って、お年玉ショッピングをしました!
 私が心がけてるのは、「これ、いらんのじゃない?」と口を挟まないこと。
“いるかいらないかは子ども本人が決める”(それが買った後だったとしても)と思っています。
「これ好きそうー!」とか提案はしますけどね。

また来年も「お年玉ショッピング」しようと思います!

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