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実は「プランナー」の仕事は企画書を作る以上に"仕様書"を作る!

最近、気温低く、肌寒いくらいなので、本当に夏か疑いたくなってきますね...。

今日は、いっつもエンジニアばかり書いているので、たまには別職種にも軽く触れてみようかと思います。
(同僚に「それ私のネタ〜💦」と言われそうですが、軽くなので許してもらいますw)

プランナーのお仕事とは?

日本語で言えば"企画職"ということで、企画書を書いてプレゼンするお仕事か!!って思われがちですが、ゲーム業界のプランナーのお仕事のうち企画書を書く割合はかなり低かったりします…。

というのも大本の企画書はプロジェクト発足時にメインとなるプランナー先に作って各所に提案済みなので、プロジェクトに後から入るタイミングでは、その中の一部の機能(例えばキャラクターの一覧画面)等を担当することが主になるかと思います。

そのために、必要な情報を集め、関係各所にアウトプットし、他のメンバーが何を作ればいいかを理解できるようにした上で、最後にゲームの調整をプランナー自ら手がけられるように持っていく...のがお仕事になります。
...で、そのために何をするかというと"仕様書"を作ります。

簡単な作業フロー

プランナー/デザイナー/エンジニア...とざっくりとした、よくある募集職種に則ってプランナーを中心とした作業フローを書き出すと...

[プランナー]
・ユーザーにどんな体験をしてほしいか?
・画面にどんな情報を出したいか?
・どんな情報を調整かけたいか?
...と言ったところの草案を出してデザイナー/エンジニアと実現性や問題点がないかを相談をする。

[プランナー]
上記の内容を仕様書としてまとめ、関係各所に展開する。

[デザイナー/エンジニア]

仕様書を元にゲームに必要な機能を実装したり、必要な素材を作成する。

[プランナー]
出来上がったものを確認し、手元でエクセルなどを用いて調整をしていく。

...というような流れになります。

で、仕様書って?

どんな内容を書けばいいの?何が必要なの?という点に関しては専門職の方のものを参考にしていただくのがいいなぁ...と思います。

最近ですと杉本ちづるさんがスライドシェアに詳細にまとめているのでそちらを参考にしていただけると良いかと思います!

さいごに

今回は大雑把な内容でしたが、抑えてほしいのはプランナーだからといって1からゲームの企画を立てるだけが仕事じゃない!という点です。
なので、プランナーを目指される方は一度、既存のゲームトランプなどの自身がルールを把握しているものを仕様書として用件を書き出してみる練習をしてみると良いかもしれませんね!