見出し画像

【よくある質問】「ゲーム会社のエンジニアになるために作品は必要ですか!?」の答えは"必要"

...この業界にメンターとしていたり、説明会とかに呼ばれるポジションになると質問される内容がある程度固定化されるので、そちらを記事にして残していこうかなー?
ということで書いていきたいと思います!

ただ、自身がコンシューマーから来てのUnityのクライアントエンジニアだった経緯もあり、そちらに寄っているのはご留意ください💦

最低限必要な要素

ソーシャルゲームで言えばクライアント部分(スマートフォンで動作するアプリの部分)もしくはコンシューマーであれば、ゲームそのものを1本、1人で作れる力は必須かと思います。
一通りの流れが作れるか?という点を重要視しているからこそ、多くの会社さんで新卒含む未経験の方には作品の提出を求めているかと思います。

じゃあ、どの程度の規模感なの!?というと以下の3点が満たされているのが良いかと思います。
① タイトル

② メインゲーム (インゲーム)

③ リザルト

再度、「① タイトルへ」

オセロで例える

例えばオセロを作る場合は...

① タイトル
「オセロ」と書かれたタイトル画面
↓ ボタンを押すと次へ進む
② メインゲーム (インゲーム)
実際にオセロが楽しる
↓ 64マス分石が置かれる、もしくは、両者ともに石が置けなくなったら次へ進む
③ リザルト
両者のそれぞれの石の数の表示、勝敗を表示する。
↓ ボタンを押すと次へ進む
再度、「① タイトルへ」

と言った形になるかと思います。

※ 「オセロ」「Othello」という名称は、メガハウス社の登録商標です。

さらに作品数を増やす

上記1本で会社の作品として持っていくには流石にまだ足りないので、さらに作品を増やしていく上で、上記の①〜③サイクルを意識し、

・1人で既存のデジタル・アナログゲームのコピーをする
・1人でオリジナルのゲームを作り上げる
・チーム(複数人)でオリジナルのゲームを作り上げる

と言った形で、少しずつ規模を大きくしていくと良いかと思います。
個人で始めた方であっても、ゲームジャムやハッカソンでチーム開発をする機会は多く提供されている世の中になりましたので、そういった機会を通じてチャレンジしていただければと思います!

まずは作れる力をつけた上で、細かなスキルやテクニックを磨いていただくと良いと思います!

やってはいけないこと

で…やってはいけないことが1つあります...。
それは「完成させずに次に挑むこと」です。

時間の問題や実力不足などいろいろな要因があって躓くことはあると思いますが、会社の面接官...ひいては世に出ているゲームを遊ぶユーザーからは「見えているものが全て」です!
また、完成させずに次に進むと、それが癖づいてしまって、完成させられなかった"ゲームのなり損ない"が溜まっていくだけになってしまいます...。

完璧である必要はありませんが、まずは「完成」を目指して取り組んでみてくださいね!

さいごに

意外と1質問で内容膨れたな...💦
また、なにか色々投稿していきたいと思います!