優秀な営業マンとタッグを組んで歩むADHDの俺が考えるマッチングサイト

ADHDは「職人」みたいにものづくりに励んで、

それを「営業」が得意なパートナーが売ってきてくれる、

そんなあり方があっていいと思う。


この間YouTubeで、マナブさんという人が

「実績も知名度もないなら優秀な営業マンと組め」

と言っているのを見て、超絶ナイスタイミング、「全くそのとおり」だと思った。


ADHDのせいにするのもどうかと思うが、俺はどうも「人脈を広げる」とかそういうのが苦手だし、特にtoCの営業なんかは向いていないと思う。


そんな俺にはありがたいことに、J君という、営業のために生まれてきたような、最強のパートナーがいる。

俺がいくつかやっている副業の中に、プログラミングをするっていうのがあって、もし俺が自分一人でそれを売っていたら、せいぜい個人売買のサイトなんかに載せて、たまーにそれがちょっと売れてお小遣い稼ぎ、っていうレベルだろう。

でも、J君という「コミュ力おばけ」が俺の作ったものを売りさばいて来てくれるおかげで、時々とんでもない数の受注を取ってきてくれたりする。


・・・これって、結構、今の時代に重要なことなんじゃないだろうか。


会社員っていう生き方から、だんだんフリーランスな生き方が当たり前になってきていて、でも、それって、「何でも自分一人でやる」っていう意味ではなくて、

みんながそれぞれ得意なことを、もっと細分化して分業・協力していく

っていうことなんじゃないかな。


ものづくりが得意な人は、作ること自体は得意だけど、注文取ってくるのは苦手ってケースが多いだろうし、そりゃ確かに、「仕組みづくり」まで出来て、営業もなしにガンガン稼ぐなんてことが自己完結できたらいいんだけど、そんなことは難しいだろう。


製作者と営業マンがタッグを組む、そしてそれぞれが得意分野で能力を発揮しながら、誰かのために役立っていく、っていうことに、なんだか俺は理想的なものを感じる。


---------------

当然、営業を生業とする人は「インセンティブ」がなければいけないから、俺とJ君の場合、「卸値は俺が決める」けど、「販売価格はJ君が決める」っていうルールでやっていて、

実はJ君は俺がビックリするような売価でお客さんに売っている。

でも俺はそれでいい。

俺の作った商品が卸値の7倍で売られている、それで大いに結構じゃないか。

俺はJ君の「人にセールスして売ってくる」という奇跡的な能力に対して、利益という形で貢献したいと思っているし、インセンティブが高いことで彼が「もっと売りたい」と思ってくれたら、とても嬉しい。

J君はJ君で、俺の「0→1」を作り出す行為にリスペクトしてくれているようだ。

---------------


「人脈」という言葉がそもそも嫌い、なんて思っている俺が、J君と出会うという僥倖により、ちゃんと食っていけるという事実。感謝の極みだ。


とはいえ、

優秀な営業マンとタッグを組めるラッキーな人はそうはいないんじゃないか

と思う。

そもそも人付き合いが苦手な俺達は、そんな営業マンと出会う機会が少ない。陳腐な言い回しだが「服を買いに行く服がない」状態だ。

でも、営業マンだって、優秀な連中はいつも「売れるモノ」を探している。

それをマッチングする、ってのが、この時代には必要なんじゃないのか。


俺が考えているのは「ココナラ」みたいな単発の売買じゃなく、「ランサーズ」みたいな案件ベースでもない。

売買そのものを仲介するのではなく、

「製作者」と「営業マン」をマッチングする場を作りたい。


製作者は「こんなものを作れるよ」と公開し、

営業マンは「こんな商材をこんなに売った実績があるよ」と自己PRし、

もしかしたら、出会うはずのなかった(笑)二人が、お互いの能力を補完しあってビジネスを成立させる、ってことができたら嬉しい。


っていうわけで、そんな構想を描いているけど、もちろん俺にはマーケティングの何たるかなんてわからないし、俺にあるのは、「モノを作ってきた経験」と、「コミュ力のない製作者の気持ち」がわかるってことだけだ。


俺のこんな文章を見てくれる人がいるかどうかは自信ないし、まるでボトルメールを海に放る気分だけど、

いつか何かの運命のイタズラでこれを読んでくれて、俺とタッグを組むことに興味を持ってくれる人がいたら、是非コンタクトして欲しいなと思う。

自分からは誰かに声を掛けることができない俺のために。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?