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こんな職場がありまして

あたしの前にいた職場は「あたしが何でもこなすこと」をすごく有り難がってくれた。

「何でもあの子に頼むんじゃないよ!」と回りの人が注意されてたくらいに。(←あたしだけ派遣社員だった)

その後に働いた職場は「あたしが何でもこなすこと」をあまりよく思わないようだった。

なんかみんなが困っているようだったから、「あ、これ、あたし出来ますよー」と入ったばかりの時に言って、みんなのいかぶしげな視線のなか作業し、「終わりましたー」と言うと、みんな、「…出来てる。ふぅ~ん」と言って散り散りに去っていった。

まるで出来たことが悪いことのように感じた。

入ったばかりの小娘に出来てしまったのが嫌だったのだろう。

そこからあたしの評価は真っ二つに割れた。

「何でもこなす、仕事が出来る人」と言ってくれる人と

「ししゃりでて、人の仕事まで取っていく」と言う人がいた。

あたしの目線から言わせて貰うと、他の人の仕事が取れるほど、作業内容に対して、人員が多かったように思う。

暇だから、集中して仕事しなくてもなんとでもなるし、人の欠点をみる暇もある。

出る杭は打たれる方の典型的な思考だろうか?

そのわりにこの職場は何か問題が起きても見て見ぬふりをする人が多かった。

上の人に理不尽なシフト配置をされ、みんな困って、みんな泣いていた。それでも主任の立場の人もあたしより先に入った人達もいっさいがっさい動かない。愚痴って泣くばかり。

そこであたしの変な正義感が働き、「そんなにみんな困ってるんだったら、あたしが話し合ってくる!!」と理不尽なシフトを立てた人よりもっと上の…つまりは長にじかに話し合いに行った。

その時もみんなから「ヨロシクー」くらいの感じで、見送られた。

でも、あたしの直談判により、なんとかその理不尽なシフトは改善された。十数人いるなかで一人だけ泣きながらありがとう。と言ってくれた。

このときばかりはほんとになんてあたしはバカなんだ。と思った。

でも、みんな泣いてた。見過ごせなかった。

矢面にはみんな立ちたくないから。

利用されたに過ぎないような感覚もあった。

それでも結果、改善はされた。

あたしがししゃりでたおかげじゃない?

そんなやつも必要じゃない?

若い者がちょっとオシャレをして仕事場に来れば、「男捕まえに仕事しにきてんのか」と言われ。そうやって言われてるのをみたあたしは怖くてこの職場への出勤は全てジーパンテイシャツでした。

これ以上目立ちたくない。いらないトラブルはごめんだなという回避行動。

あたしも全部が全部、強いわけでもない。

はっきり言って飛び抜けたいわけでもイキっていたいわけでもないんだ。

ただ円満に仕事として効率よく仕事したい。

それだけなんだけどなぁ。

特にあたしの職種はほぼ女性だけなのでなお難しい。思い込みすぎ?

ちなみに前者の「あたしが何でもこなすこと」を有り難がってくれた職場でも、お昼ご飯後に歯磨きをする他の社員さんをみて、「いいふりこいて、いきがっている」というおばさまがいたので、それを聞いて怖くなって、本当はしたかったのに、お昼ご飯後に歯磨きするのをやめた。

今、思えば。

どーでもいーよね、そんなの。

みんな仕事しようや。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!




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