子どもがつなぐ私たちの家族のカタチ
こんにちは。
しばらく振りの更新です。
しばらくnoteの更新をお休みして、本を読んでいました。
愛着障害に関する本を多数出版されている岡田尊司さんの『愛着アプローチ 医学モデルを超える新しい回復法』に多くの気付きを得られています。
ピルを辞めたこと、相変わらず朝早く起きてしまうこと、ここ数日の気付きと内的変化が大きかったことで色んな負荷を感じています。
自分に影響するエネルギーとしては、もちろん体調が万全ではないので重く苦しいものと、何か一つ大きな山を越えたようなとても軽くて穏やかなものと両方を感じています。
きっかけをくれるのはいつも私の『家族』です。
この1年でじわじわと、気付きが広がり、深度が上がってきている感覚。
気付きが大きい分なのか、そこに到達する直前の感情の波が激しくて、結構しんどかった。
とにかく1ヶ月以上睡眠不足が続いているのが本当に良くないから、ここ10日くらいは20〜21時あたりにデパスを飲んで、強制的に眠れるようにしていました。
寝る時間に関係なく、起きてしまう時間は変わらないのでとにかく早く寝るしかないというわけです(笑)
一昨日くらいかな、デパスを飲んでも興奮状態の方が勝ってしまい、あまりにもしんどい気持ちに陥ってしまって、良くないと思いつつ2錠目のデパスを飲んだりしました。朝の寝起きは多少ふらふらする程度で済んでよかったけど、良くなかったなと反省。
とても苦しい夜だった。
号泣していたので翌日は目がパンパン。目が腫れやすいタイプなので、夜ある程度泣くと翌日は必ずと言っていい程腫れます。
腫れた目で出勤するのはいつも恥ずかしくて、だけど職場には精神的に成熟している大人ばかりなので、私のパンパンに腫れた目も誰も突っ込まずいてくれていつも助かっています…(笑)
29日〜1日の3日間はパパdayでした。
29日
歯医者と歯医者の弟家族と河原でデイキャンプ。(嫁ちゃんは私とタメの看護師で、3歳男子と7ヶ月女子がいる)私は仕事だったので1人お留守番。
この日は、歯医者から弟夫婦に、博士も参加して良いかを聞いてもらっていました。弟夫婦は最初その質問をスルーしていたらしいが、再度『ところで〇〇くん(博士)は参加していいの?』と歯医者が聞く。その歯医者の強メンタルに弟夫婦は降参(笑)
今回は博士が初参加の運びとなりました。
歯医者と離婚し、この生活を初めてから一度弟夫婦と一緒に遊んだけれど、それ以降、向こうも戸惑いがあったようで(おそらくご両親の目も気にしていたのかと…。歯医者のご両親からしたら最悪の元嫁なので)、キャンプなどのイベント事は参加を断られてしまい、私も1年会えていない状況でした。だから今回はかなり大きな変化でした。私も行きたかったー。
この日はデイキャンプのみで、子ども達が昼寝した後、歯医者は帰宅。
30日
歯医者は土曜も仕事。仕事終わりに家に来て泊まることになりました。
パパとお風呂に入れるのは貴重なので子ども達も大喜び!とくに長男は一緒に寝られることが嬉しそう(^^)
歯医者が泊まりに来た夜は、子ども達を寝かしつけた後『大人時間』として3人で話すのだけど、寝不足もあったし、歯医者と話すと余計なことを言って墓穴掘ってしまいそうなので今回はパス。
歯医者が子ども達を寝かしつけに行った後、博士と2人でお風呂に入る。いつもお風呂は子ども達と4人で入るので、2人で入れるのは貴重。激狭のお風呂に浸かりながらのんびりお話し。
1日
歯医者の一人暮らしの朝食はスムージー(3人で同じ美容師さんにカットしてもらっているのだけどw、おそらくその美容師さんの受け売り)。
泊まりの朝は、みんな分のスムージーを歯医者に作ってもらうのが最近のお決まり!(なかなか美味しい)
その後、子どもの着替えやらクリーム塗りやら歯磨きやらをみんなで準備。
博士は論文の締め切りが近いのでお家でお留守番。なので我々は半年かヘタしたら1年振りくらいに『元家族』の4人で過ごす休日でした。
いつ雨が降るかわからない天気…
昨日ゲットしたばかりの『ドッヂビー』をやりたくて仕方ない歯医者。とにかく早く出発して近くの公園へGO。
子ども達は大きなトランポリンで遊んでいる。満足していて、そばにいなくても大丈夫そう。
『むぎ、ドッヂビーしようよ!』と歯医者が誘ってくれた。
久しぶりの元夫婦の共同作業w
2人きりで何かして遊ぶなんていつ振りかな?記憶ないレベル。
皆さん『ドッヂビー』知ってますか?私と歯医者は知らなくて、博士は知ってました。私と博士は5学年差だから、5年の間にドッヂビーが浸透したということか…(ちなみに歯医者と博士は約10歳離れてる)
とにかく!歯医者と向き合って2人きりで何かするのはなんか小っ恥ずかしい。だけど大好きな人と遊べるのは嬉しい!せっかくの貴重な時間だから満喫しました。
私の絶望的なドッヂビーの投げ方に歯医者は爆笑。youtubeで動画を観て、持ち方から投げ方まで一緒に勉強する。
フォアハンドで3回に1回はまともに前に飛ぶようになってきたところで歯医者から『10回連続目標にしよう!』との提案…
バックハンドは余裕で10回クリア!
問題はフォアハンド…
2〜3mの距離感で1、2、3…
7、8…あと何回?!
…9…、10っ!!
やったー!!
あんなにドキドキして一緒に何かするの、結婚式振り?
コミュニケーションを例える時『キャッチボール』ってよく言うけれど、一緒に過ごしてきた9年間、まともに会話のキャッチボールが出来ていなかった私たち。
歯医者の心情はわからないけれど、ドッヂビーを通したやりとりにわたしはとてもとても満たされた。
相手がなるべく取りやすいように投げること、相手の出したものを受け止めること。
今までの歯医者と一緒に過ごす中で、大事なコミュニケーションの基本ができていなかった。
心の距離が近くなり過ぎて、相手の気持ち何にも見ようとしてなかった。
私は、愛着が不安定な人=人との心理的距離感がわからなくて困ってる人と理解してよいと思ってる。不安だから近くなり過ぎたり、近づくのが怖くて遠ざけ過ぎたり、はたまたその両方を持ち合わせていたり…
コミュニケーションの土台がガタガタな状態なのに、人の中で生きている。私の感覚では、目隠しした状態で車の運転しているようなもの。
自分がそんな状態だってことに気付いていない状態で歯医者と結婚した。
こんがらがって、噛み合わず、今まで散々ズタズタに傷付けた。
だけど、こうやってまた、一緒に笑い合うことができる。
ただただこうやって笑い合いたかっただけだったんだ…
大事な人だとわかっているのに、その愛情が信じられず、どうやって大切にしたらいいかもわからない。わかってほしいのに素直に言えなくて、傷つけたり不機嫌でいることでしか関心の集め方がわからなかった。とても不本意だけど。それしかできなかった。
心の中で、歯医者がいつか離れて行ってしまうんじゃないかっていつも不安に思っていた。その不安が定期的に夢に現れる。別の女性に心奪われて無関心になられる嫌な夢。
一緒に住んでいる時は、その度に報告をしてた。『またか(笑)』と少し呆れたように笑ってくれる。圧倒的な現実感に戻してくれるその歯医者の態度によって安心を取り戻す。
結局、離婚はしたけれど、彼女もできちゃったけど、歯医者は私の大事な家族。大切なことをたくさん教えてくれた人であり、これからもずっとそう。
『チビ達がつないでくれてるな』
彼女が出来たことを報告してくれた日、車の中で歯医者が言った。
子どもがいなかったらそもそももっと早くに別れていただろうし、別れたあとも会うことはなかった。
子どもたちが私たちを繋いでくれている。
今からでも生まれ変わろう。
愛することって地道で、全然派手なことじゃない。少しずつわかってきた気がする。
愛着が不安定じゃない私の、別の人生があったとして、そしたら今頃どんな人生だったのかななんて思うことがある。
だけど、バグって事故りまくって、たどり着いた先に今があって、そしたら有り得ない家族を創っていた。
周りには理解されない。きっと私は悪者で、気の狂った女だと大なり小なり思われているんだと思う。
まぁ実際に気が狂ってたしね(笑)
しかたない。
でも、私のどうしようもないところを全て知った上でも、それでも一緒に生きてくれている家族がいる。
わたしはもう繰り返したくない。
大事な人を、ちゃんと大事にできる人でありたい。
そう静かに、強く思う今日この頃。