見出し画像

シンプルな暮らしを求めて

はじめまして。私は日本人、北海道出身のクミともうします。

私は日本でイラストレーターとして暮らしていたのですが、この先をどうしていけばいいのかわからずにいたときに会ったのが、私にそっくりな風貌のフィリピン人、ライアン。

彼は私のことが大好きで、なんとか口説き落とそうと頑張っていたのですが、その中で一番心を揺り動かされたセリフが

「フィリピンだったら、お金がなくったって…死なないよ!」

「家がなくても外で寝たって凍えない。何も買えなかったとしても、栄養価の高い植物はその辺にたくさん生えてるし、勝手に野菜を植えて食べても怒られないし、ココナッツもマンゴーも道端にある。何とかやっていけるよ」

それを聞いたあと、1カ月後にはフィリピンに飛んでいました。

「なんとか生きていける」という言葉に励まされ、北海道にあったキャリアをすべて投げ出してきてから、早5年。もちろん野宿をするまでには至りませんでしたが、何とか生きている。

しかもすごく生きてるっていう感じがする。

私たちはマニラに住んでいます。汚いし、安全じゃないし、都会なのに不便なことだらけのこの場所で、良くも悪くも人間らしさを実感しながら毎日を過ごしています。

フィリピンといえば、

フィリピンパブ。犯罪大国。麻薬戦争。スモーキーマウンテン。

まあそれもそうなんですが、なんでこうもフィリピンのいいところをみんなから知られずにいるんだろう、文化的なこと、こんなにたくさんあるのに。

ネットでみる日本人視点のフィリピンはあんまりポジティブじゃない気がして、じゃあ私がかいてやろうじゃないか、と始めたのがこのnoteです。

ライアンは今や私の旦那さん。結婚して3年たちますが、同居して5年、知り合ってから数えればもう10年の付き合いです。

夫だけど、旦那ちゃんって感じ。今だって恋人だし、人生で一番の親友。ソウルメイトです。

そんなライアンと、犬4匹とのくらしを、ここに書いていこうかなと思います。

まいにち、申しわけないぐらいに、しあわせ。

よろしくお願いします。

佐藤久美子&ライアン・カバティンガン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?