プレゼンは誰のために?
2年ぶりに福岡に来ています。
目的はICCサミット FUKUOKA 2019に参加するため。今回はスタッフ&登壇者として参加しており、最終日となる今日は、これから登壇者として大事なプレゼンテーションに挑みます。
今日は、そんな緊張の中でよく考える「プレゼンは誰のために?」という話を紹介させてください。
プレゼンは自分のために
昨日のnote記事でも紹介した通り、私は中学生の頃は人前で話すことを凄く怖がっていた時期がありました。
大勢の聞き手を前に緊張してしまい、頭が真っ白になって、自分の立ち位置すら分からなくなる感覚は、大人になった今でも味わうことがあります。
何をしても上手くいかないんじゃないか。できることなんか何もないんじゃないか。そんなネガティブな自分に打ち勝つ一つの手段が、私にとってのプレゼンテーションです。
決して綺麗なものではありません。昨日の記事でも書きましたが「次の1秒を掴み取るために足掻く」道のりはプレゼンが始まる前も終わった後も決して心地よいものではありません。
それでも、自分が自分を肯定することができる確かな方法であり、だからこそ私はプレゼンテーションが好きなんだと思います。
プレゼンは仲間のために
そして私がe-Educationの代表としてプレゼンする時、それは私だけのプレゼンではありません。チームみんなの想いを背負って、みんなの代わりに言葉を届けようといつも考えます。
正直に話すと、以前はそれを重荷に感じてしまった時期もありました。でも、私が心と体を壊して色んなものを捨てようと逃げそうになった時、引き止めてくれ、私に帰る場所をくれたのは、e-Educationの仲間たちでした。
「開人さんが戻ってくるのをいつまでも待っています!」
あの時もらった言葉は、今でも宝物であり、勇気の源です。大勢を前ににしても堂々と話せるようになったのは、自分が本当に素敵な仲間に囲まれていることを誇りに思えるからであり、仲間のために少しでも良いプレゼンテーションをしたいと心から思います。
プレゼンは社会のために
そしてもう一つ。私がプレゼンテーションを続ける理由は、どうしても伝えたいことがあるからです。
バングラデシュの若者たちは決してテロリスト予備軍などではないこと。途上国の若者たちには無限にも近い可能性があること。彼らがきっと日本の社会課題すら解決する日がやってくること。伝えたいことをあげれば、キリがありません。
私の知るバングラデシュという国は、そこにいる若者たちは世界の希望であり、それを一人でも多くの人に知ってもらうことで、未来が明るくなると心から信じています。
私の声が、誰かの一歩を応援し、社会を変える可能性があるのなら、私はこれからも喜んでプレゼンを続けていきます。
最後に
今日はこれから大事なプレゼンです。
2年前と比べて、できることは増えました。伝える技術も磨きました。
ただ、最後はそれを忘れて「誰のためのプレゼンか?」を大切にプレゼンしてきます。
プレゼンは一例であり、勉強や部活、今の仕事でもきっと同じことがいえるでしょう。
自分のためですか?仲間のためですか?社会のためですか?
一つ一つ丁寧に考えていこうと思います。
良かったら、ぜひご一緒に。
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