ひとつずつ、力を抜いてゆく。
本日もご覧いただき
ありがとうございます。
昨日、自分の内側で密かに力んでいたことが、またひとつ無くなった。
抵抗感、反発心。
まだまだ一人で頑張ろうとしているような、そんなようなモノ。
ふと思い立って、面倒だなと思いながらも、緊張しながら電話で問い合わせをして手続きを踏む。
現実的なことは実は二の次で、重要なことは、そのことにやっと降参というか、受け容れてみようと思えた自分になれたこと。
本当に、現実的なことは重要じゃない。
ちっちゃなプライドを手放せたこと、それをちゃんと一人で考えて、選択して、行動できたことが何よりも重要なこと。
気付いていたけど、気付かないふりをして、無いものにしてたものを、ちゃんと見つめて、扱いに困りながらも最大限に出来ることをやっただけ。
何かに、自分に降参することで得たモノは、人の優しさだったり、過去は所詮過去で笑えるほどに忘れてしまうということ。
人の記憶なんてとても曖昧だ。
覚えておく必要がないものだと判断できたから、人は忘れる。
覚えておきたいものは、きっといつまでも覚えていて、忘れたいと願っていても、意識のどこかでそれを大事にしているから、忘れられない。
そんなことが昨日起きて、私は改めて別のことを考えてみた。
私にはどうしても忘れたくないものがあって、どうしても忘れてほしくないものがあって、良くはない形で頭にあった。
けど、自分の内側に密かにあった、どうしようもないプライドをひとつ捨てられたことで、握りしめていたそのことも、やっと手を開いて自由にさせてあげられたような気がする。
何のことかきっと分からないと思うけど、この内容は重要じゃない。
重要なのは、身体や心のどこかで力んでいる部分の力を抜くということ。
何かの翻訳のような文章だけど、こういう風にしか表現できなくて申し訳ない。
自分の中に在る無駄なもの、もう不要なものを手放せると、自分以外の人たちの自由も受け容れることができる。
赦せない人を、無理矢理赦そうとしなくていい。
いつかちゃんと、然るべきタイミングですんなりと赦せる時が来る。
縁が深い人や物事ほど難しいけど、焦る必要は全くない。
自分にきちんと向き合って、自分自身を大切にしていけばそういうタイミングや機会は訪れる。
今の私は解放されたような感覚があって、身体は少し重たいけれど、精神はとても軽やか。焦りや不安はなくて、とてもフラットな状態。
明日が返却期限のこの本を、どこで読もうか。
いろんな場所が頭の中に浮かんでは消えているこの瞬間が、楽しかったりする。
そして明日、「読書通帳」を発行することが楽しみのひとつ。
自分が今できること、
特に自分が今体験できる喜びや幸せを選んでいくことで、
見えてくる世界は変わってゆく。
苦しくて、辛くて、常に心身に力が入っていた過去の私と、心身を解放して過ごせるようになった今の私とでは、見える世界は全然違う。
些細な喜び、幸せ、楽しさを素直に感じられるようになったのは、この人生において、とてつもなく大きな変化。
自分にとって何が重要なのか、何を優先したいのか、それが分かって選択できることの幸せはとんでもなく、嬉しいこと。
ひとつずつ、力を抜いてゆくと、
またひとつ、シンプルな自分に変わる。
日々の小さな積み重ねが、現実を大きく動かしてゆく。
さぁ、どうやって生きるのか。
さぁ、どうやって今日を過ごすのか。
苦しい今日か、辛い今日か。
楽しい今日か、穏やかな今日か。
本当はどの世界も選べる。
選べないと思っていただけだ。
選べない世界を選んでいただけだ。
暖かい飲み物を飲んで、ホッとしよう。
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miwa
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