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SIGMAfp山歩き

謎タイトル。
逞しく生きていきたい。みわです。

なぜかはわからないのですが、本当に、あの、定期的に森とか山とかにいきたい気持ちがあります。それはまぁ音であったり木漏れ日が好きなんであったり、川もなんかいいよね、みたいなところでありまして。

京都の嵐山の近く辺りに住んでいるのですが、そこには清滝というところがありまして。

まぁ名前の通りなんか綺麗な川が流れている、所謂渓流的な場所です。
ハイキングコース的な感じで一応、ある程度の舗装がされておりまして、夏前にはサンダルでなかなかな距離を歩きましたが、まぁいけちゃう感じです。その時付き合ってくれた友人に感謝。

それが7月か6月かの終わり頃で、またいきたいなぁと思っているうちに11月になっていたわけですね。恐るべし、時間。

んでまぁこの前EVF-11が届きまして、せっかくなので使いながらいきましょうという魂胆です。

秋である

さて今日はオールドレンズでいきました。
前半はSUMMILUX 50mm f1.4 1st 後期の方です。

赤い。

見ての通り秋っぽい色になっておりまして。
結構な人数、ハイキング的なことを楽しむおじいさまお婆さまがいました。

なんか霞んでいる

流石に山、ミドミドが赤、茶、といった具合に変化しています。

赤いです。

こう、目に見えて自然が変化していると肌で季節の移ろいも感じるというかなんというか。音もずいぶん夏とは違う感じで、すごくおもろい。

ンゲン…

やりたいこと

やりたい事は無数にあるのに、やらないといけない事はそれ以上に無数にある毎日です。でもだからといってやりたいことをないがしろにし続けていると、どんどんどんどん毎日が楽しくなくなってしまうのが難しいところです。

そしてやりたいことがある割に、やることをさっさと片付けられないのがダメなところ。うまくしていきたい。

つい最近一難去って、今はまた一難を待っているような期間ないような気がしてなりませんが、ただまぁ一息つくタイミングができました。

おかげで今回のように、やりたいものの1つである、山に行く森に行くと言う行動が少しの時間ではあったものの実行に移せたのはとても満足度が高いところではあります。

うかうかしていると、また一難がコンニチハしにくるので、全力で逃げ切りたいところです。

みんなやりたい事はきっと無数にあるのは間違いなくて、ただそれを押さえつけて日々生きているのもまた間違いないんじゃないかなと思います。
ただやっぱりそうしてしまうとよくないと思うんですよね。

自分の話ではあるんですが、追い詰められてくると周りを羨んだり、さらに良くない状態になるとなんで自分はしんどい思いをしているのに、なんで奴らはあんなにいろいろ楽しそうなことをしているのだろう、とか思ってしまうわけです。

見ての通りボケとかは古さを感じる写りをします。

とはいえ隣の芝生は青いといったもので、だいたいみんなそんな感じで生きてはいるんであろうなという感じですよね。

側から見たら自分もギリ充実してるのかもしれないなと思いつつ頑張っていきたいところです。

とりあえず旅行の写真とかは年内にまとめて、本にしたいですね。
母方の祖母へのお土産の代わりと、自分とかのために。

いいな

レンズ

ずいぶん古いこのレンズですが、なんというか、思ったよりよう写ります。
すごいぞガラス玉。

存在している。感じの順光と暗い森

見ての通り真ん中に関しては普通に写ってつまらないくらいに、写ってます。

多分、線が細いと呼ばれる感じの写りなのかなぁという印象で、fpももちろん素敵なんですが、高画素のカメラにくっつけてみたい気持ちも高まります。

ええ、写真ももちろん好きですが、僕はカメラも好きです。
モノが好きから入って、フィルムカメラ可愛いから入って、まぁ、そういうわけです。でなきゃfp使わない。

機材が好きというとなんだかダメな気がしてしまうんですが、自分に正直に…機材も好きです。

僕ツールがすごく好きで。
ハサミってめちゃくちゃ良く無いですか?
機能がデザインされているものがすごく魅力的に思えます。
つまりは道具、ツールなんですが。


機能美とはよく言いますが、本当にそうだと思います。
美しいものを作りたいということと、使いやすさというのを考えるプロダクトデザイナーの人はマジですごいと思います。
調理具とか、結構ね、いいですよね。
時計も好きです。特段高いものである必要はなくて、なんか好きというだけの話。

ボケに癖出ますね。

まあさそれはさておきです。

ライカのレンズはシリアルナンバーで、製造年代がわかるとのことです。
手持ちのこれは[1897602]ということで、1933年ですね。ヤバ

ということは、あと10年とちょっと使えば100年前のレンズということになるわけでしょうか、歴史…

そんなに古いものが20-30万円で取引されているのも鳥肌ものですが、何はともあれ、この手にあって使えるというのはすごく贅沢な経験です。

ハイライトはすっごく滲みまくります。

見ての通りボケのハイライトとかは、すごく滲みます。
夏の終わりに海に行った際、夕日を撮ったのですが、波の滲み方がすごく絵画的で、おお…オールド…という気持ちに。
書いてる途中ですがせっかくなので探してみましょう。

色から何から、ほぼ触っていないようです。

まぁなんというか、じんわぁとしています。
別になんでもええやろという人は多そう()
ただなんか、目に優しい感じはありますね。癒し癒し。卑しじゃない。

まぁ海から森に帰りまして。

苔むし、湿度があります。
結構そこら中から水が滲み出ている。

レンズの話でしたっけ。

とにかく90歳近い貴婦人。婆さんじゃないかというツッコミは置いておいて、結構重いお方です。歴史を感じる。

絞りがギラギラしていて、個人的にはそれが今のレンズには絶対的に無い部分で、おわぁ…となります。
実際覗くとマジでかっこいい。

なんか、ヘアラインというか、削った後みたいなのがありまして。なんかすごい。

後ろから見るとなんと二重構造っぽくって、それまたすご..となります。

森ってスポットライトがたくさんありますよね。

悲しいがな後玉の周囲に黒いシミ的なものが出ており、おそらくOHとか出せば改善しそうなものですが、お陰で玉ボケやフレアが本調子でない感じがあります。結構写り込む。

というわけで一段絞ると、これまたよく写って楽しいみたいな。面白いですね。

秋の感じ方が独特
他の写真よりは割と好きかも。

ヘリコイドとかも大変滑らかで、気持ちよく使えちゃいます。
ただ若干ガタツキが怖かったり。やっぱり一旦OH出してあげた方が安心して沢山使えるようになりそうです。せっかくの縁ですからね。

なかなかに透明ですが時期的に飛び込めない。寒い。

最短が1mで、隣にいる子を撮ろうとした時に、遠いッ…
と感じることが多々あります。
一人でこういう感じで、そこら辺を撮る分には一切困らないのに。

ただヘリコイドアダプターを使うのもなんだかなぁという感じで、結局数千円の固定アダプターを使っています。

たまにグリスが原因でセンサーを痛めたとかも聞きますし、本来意図されたレンズの感じでもなくなりそうですし。

でも寄りたい時は寄りたい()

しかし清滝の名前に負けない綺麗さです。
夏には足を突っ込んでモノクロを撮ったおもひで。

そんな僕に朗報なのがヘリアークラシックです。50cmまで行けてなかなか良さげ。

FOTONEさんのおかげであれもまたいいなという感じです。
全く作例が良すぎる。

fpに踏み切ったのも、彼の記事が良すぎたせい…ということにしておきましょう。そのくらいには素敵です。いやマジで。
….presetter欲しい。

ギラギラですね。
実際に見るともっとお淑やかなんですが。貴婦人とは。

ハイライトがふわっとどころかギラっとしちゃうあたり、すごくオールドレンズを感じます。
普通に順光だと普通に普通という感じで。
オールドレンズを感じられます。楽しい。


楽しい。

見ての通りですよね。はい。寂しく一人、光で遊ぼう。
道ゆくシニアハイカーに白い目で見守られます。

やっぱり順光-サイドは割と普通?ではないにしろ写りますよね。
苔苔

今回は1時から3時位に行きました。割とまぁ、山ということもあってその後はどんどん暗くなっていってしまいます。

やっぱり行くなら早朝。霞たっぷりな山の湿度を感じながら、、オールドレンズには毒かもしれませんが、それでも雰囲気たっぷりで気持ちが浄化されます。

実際湿度的にもお肌も潤っちゃうんではないでしょうか。

逆光は逆光という感じで。

暗い写真

この日の写真の再生画面の暗いこと。
それはだって、差す光に注目して撮っているとどんどんそれ以外が暗くなるわけで。

あとEVF。LCDと比べて結構コントラストが浅く、明るく見えます。
明るさ最大なのもあると思うけど。

おかげで、EVFで覗いてちょうど良きという感じで撮りまくって、いざ見れば、だいぶ暗い。
まぁいつも編集は通したくなるので、それは大して問題ではないですが。

これもなかなか、撮った中では好みかもしれない。暗い。

せっかく秋の山に入っているのに、と思わないでもないですが、秋の光を採っているということにしましょう。

5Div SIGMA24-70mm f2.8 DG OS HSM Art

個人的に初めてSIGMAレンズを触らせてもらった時に撮った写真も、これまた暗い。
でもなんか、こういう場所はこういう絵に合うというか、気持ちよさでいうと暗い方が、なんかしっとりくる感じで好きです。

これは大学校内ですが
一眼レフってマジで楽しいですね。光学ファインダーすごく気持ちがいい。

昔の編集のまんまなので、今みたいに粒子~フェード~というよりばベチャ!ぐっ!みたいなシャドウの感じですが。

ファインダーがある没入感

例のアイテム

さてこの問題のファインダー。
いくらなんでも6万は高すぎるぜとか思っていたのに、今手元にあります。
しかも購入という形で。

でも絶対これはレンタルで試すことをお勧めします。だって高いもん。
Goopassでランク1ですから、これの後に適当なオールドレンズとか、18-50とか、24mmとか、Lマウントでも借りれるんですよね。

でもまぁ楽しい。本当になんか、別物にはなります。
その選択肢が今手元にある感じ。

fp、素の状態だと、画面のみでとる形にはなるのですが、その透明感というか、画面なんだけど素通し間があるってのが気持ちいい。

それゆえ何だかんだそのままが好きだったりします。

ただこういう、一人で山に入って、ゆっくりのんびり、じっくり見たい時とかには、EVFのギュッと入り込む感じはとても気持ちよかったです。

そういった時にこう、選び取れる自由度の高さが楽しいfp。

フルサイズの階調フル無視したような編集だなこれ
フルサイズだけに(は?)

さっきと同じことですが、街中で昨日EVF撮影した時はテンポ感が悪くて、うーんという感じで。
でもやっぱりじっくり行く時にはなんかいい感じです。

輪っか的根っこ。

結構テクテク歩いていると、きらきらが沢山転がっていまして。
擬音多いな。
ええ。意外に暗い森の中も、光っているところがあります。

ちょっとやりすぎか?

木々で遮られているが故に、たくさんのスポットライトがあるみたいな感じで面白いです。

んで順光だと結構他のものがずーんと沈み込むような感じですよね。
逆光、反逆光とかだと輪郭が際立って背景の色も見れて面白い感じです。
そういうのも、じっくり、観察するのが楽しいです。

という感じで、結構長くなりそうなのでこの辺りで留めておきます。
リバーサルの現像お願いしているのですが、そろそろ終わってもいいはずなのに連絡がなくお店に行くか迷う日々です。

ではでは。

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