M10-P / TT Artisan 21mm f1.5 ASPH
むずスンギ〜。超広角。
クーデルカやマグナム風の写真を撮ってやろうフフフ…
とか思ってました。まずクーデルカなら25mmなんですよね。
本末転倒。まあよし。
メルカリで安かったんですよ。でメルカリの残高が少々あったんですよ。
そんなことしてる場合の懐事情ではないはずなのに、つい行ってしまいました。こういうことしてるからいつまで経っても金欠なのだ。
というわけで既に売りには出してます(おい)
ネットでなかなか情報がなかったので書いておくと誰かの役に立ってくれるかな…と信じて。
F1.5
正直僕はあんまり使いこなせませんでした。
ボケを生かす場合は、焦点距離的におそらく開放で2m以内の被写体になってくるわけですが、どうしても開放でゆっくりピント合わせて…って撮るシチュエーションがあまりなく、絞ってばかり…
せっかくのウリ?の解放f1.5をあまり使うことなく、ただ重い…って感じになってしまっておりました。
そういう場合、屋外のスナップであればおそらくコシナのカラースコパー21mmが軽快で心地よい存在になってくれる気がします。自分にとっては軽い小さいが正義かも。
しかしながらこのf値、純正で考えるととんでもない値段になります。
¥1,144,000 (税込)
エー、こいつの消費税分にすらなりません。なんてこった。
そう思えば特異な存在というか。まあすごいいい子ではある気がします。
TT ArtisanのMレンズ
結構、いや本当に結構クオリティ高いと思います。
コシナももちろんいい。良すぎるくらいにいい。
でもTTも結構いいんですよね。
新品で5万ちょいくらいのTT ArtisanのMレンズ。ミラーレス用と比べると少し高くはなるんですが、距離計連動の精度感とか、諸々考えても有難い存在ではあると思います。
まずぱっと見がいい。モロにライカレンズパクリに入ってるんじゃね?と思わせるデザイン。もうむしろ潔く。
金属の質感もとっても高くて、めちゃ丈夫そう。
絞りリングの感触ももはや普通に普通のレンズ。
距離計連動も、ちゃんとダブルヘリコイドなんですよね。びっくりしました。7Artisansの50mm f1.1は1.1のくせして傾斜カムで笑いました。
この角形フードに気持ちを持って行かれた部分が大きいんですが、結構いい感じの作りしてるんですよね。ねじ込みなんですがちゃんと平行で止まるように切り欠きが入ってます。
ケラレ防止のスリットはもちろん、実は四隅が突出していて(なんで?)それもまたカッコいい。見た目大事。
くっつけてみると結構見た目のマッチングは良くて、
カッコいいねとなります。
カッコいいでしょ。多分。
写真
前述の通りあんまり使いこなせてはいませんでした。
ただやっぱり標準域とは明らかに違う感じの距離感になるのは面白い。
あと絞ったらすぐにパンフォーカスにできたり、そういう点ではやっぱり広角レンズはスナップに向くのかもなァ〜なんて思ってみたり。
シネスコとかで撮ってみても楽しそうです。fpの出番かな。
近い間合いになってくるとやっぱりそれっぽくなってくると思うんですが、それを日本でできるかと言われるとちょっと自信がないです。
大体はカメラをなんとなく向けてファインダーを除かずに雰囲気で撮る、みたいな感じでした。21mmなのでそれでもなんとかなる。
っていう軽い感じの取り方ができるのはすごい楽しくて、そういうわけもあってやはり暗くてもいいので軽いレンズの方がいいかも…と思ったり。
売れるまでに解放縛りで散歩してみようかなとか思ったり。
基本的にすごいよく写る感じで、フレアもさっきみたいなのが出ることはあれど、大体よく色出るなーとか、めっちゃシャープだなー、みたいな印象がほとんどでした。
こういうのとか、やっぱ観光地に20mmとか持ってくと楽しいよね〜とは思います。
デカい構造物となるとやっぱり広めの方が収まり切ったりするシチュエーションは多いのではないでしょうか。あと階段があるところとかも20mm楽しいと思います。高低差強調されてメリハリあるというか。
水平だけだとマジで退屈…(使いこなせてないだけ)
距離感の具合的に多分28だとちょうどいい感じになるのかなぁとかも思ったりします。
何はともあれ思った以上に広角も選択肢があって面白いですよね。
GRレンズ欲しいな〜とか思っていたら100gちょいのカラスコが発表されて僕は嬉しいです。
おそらくこの子は旅立ってもらって、28かそれとも旅費への貯金か…
意外と?というかやっぱり、35と50で大体は僕の欲求は満たされる感じがやはり確かになってきた感じがあるので、諦めて(?)大人しく写真をたくさん撮ろうと思いました。
ビジュはかっこいいので、それだけは推せます。
それではまた。
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