同人誌「機動戦士ガンダム外伝 実験艦Y」
「機動戦士ガンダム外伝 実験艦Y」は1990年代前半に購入した総ページ数32ページの同人誌です。
「機動戦士ガンダム」の二次創作同人漫画で、内容は、チベ級重巡洋艦にビグ・ザムと同様の磁界(Iフィールド)と前部ビーム砲(ハイパーメガ粒子砲)を装備した実験艦が、ルナツーのパトロール艦隊と交戦する仮想戦記ものです。
実験艦Yは白髭まじりの老人の指揮のもとにマゼラン級を一撃で撃沈し、ジムの攻撃も退け、圧倒的な武力を見せますが、最終的にパブリク突撃艇のミサイルで撃沈されます。
やってることはまんま、ビグ・ザムと地球連邦艦ティアンム隊戦の戦闘の焼き直しです。宇宙戦艦ヤマトとガミラスのシュルツ艦隊戦にも似ています。チベ級重巡洋艦を改造した実験艦Yのビーム砲は前部ハッチを潰して配置されていてまんま波動砲なデザインです。となるとタイトルの実験艦YのYはヤマトのYなんでしょうね。
連邦との偶然遭遇は機動戦士ガンダム第33話のブラウ・ブロとガンダムの接触のオマージュとなっています。