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人間関係=『信頼残高』

子どもたちと人間関係についての話になりました。

『何を言うかより、誰が言ったかのほうが大事』

という、一人の子どもの一言から、話が盛り上がったのです。

くれよんは、世界的名著『7つの習慣』の中にあった『信頼残高』の話をしました。

銀行口座のように、信頼口座というものがあって、信頼を得れば『+(預け入れ)』になり、信頼を失えば『-(引き出し)』になる。そして、残った残高を『人間関係信頼残高』という。

銀行口座の特徴

・数は限られている。
・途中で解約できる。
・引き出さない限り、途中で預金がなくなることはない。

信頼口座の特徴

・出会う人全てに口座ができる。
・永久に解約できない。
・預け入れしても途中で蒸発してしまうことがある。

残高を増やすためには、どうすればいいかをみんなで考えました。

預け入れ(増える)↑ 

・約束を守る
・小さな親切
・誠実(その場にいない人にも)
・人の話に耳を傾ける       

引き出し(減る)↓

・約束を破る
・不親切、無礼
・人の陰口、悪口、二面性
・人の話を聞かない


以下、子どもたちの話です。

・休んだ時のノートの写真を送ってくれたりする友達がいて、その子とよくLINEで私の趣味の話とかしてすごい楽しくてこういう友達がいてすごく幸せだし嬉しいな。と最近感じました。このような友達を少しでもつくるには今日の授業の大事な信頼が大切だと改めて思いました。
・「人にしたことは自分に返ってくる」この言葉はいい意味にも悪い意味にもとらえられます。私はいいほうに考えて、人のプラスになる行動をしていきたいと思った。そういう小さなものが大きなことになってかえってくるとやりがいがあると思うので頑張っていきたい。
・「人間関係信頼残高」はとても難しいものだと思います。普通の銀行と比較している時に、「銀行は単純だけど、人間関係はとても複雑なんだなぁ」と思った。この道徳の時間のおかげで、もう一度人生で大事なことを考えることができた。
・正直、自分にもあてはまるものがありギクッとした部分もあった。だから、この授業を通して引き出しから預け入れに変わるようにしたい。そうじなど授業以外のものにもしっかりと取り組み預け入れに変わるようにしたい。
・自分では、クラスメイトから信頼されているのかされていないのか分からないけれど、他の人がやってくれたように自分も小さな事でもこつこつと信頼性を高めていけたらいいなぁと思いました。小さな事は、たとえば誰かが消しゴムを落としたときに拾ってあげたり、何かを貸したりと沢山あると思うので、どれか1つでも実践できたらいいなぁと思いました。

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