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【読書感想文】「エンジニア×スタートアップ」こそ、最高のキャリアである

この本を読んだ感想は二つ

・エンジニアには夢がある
・エンジニアはスキルでしかないということがより理解できた

この本を手に取った理由

現在42Tokyoというパリ発のエンジニア養成機関に所属しており、今後エンジニアとして働きたいがどのようなキャリアに進もうか悩んでいるから。
42Tokyoは完全無料で学べる学校です。気になる方は下のリンクから。

読んでみての感想

現在ベンチャー企業で業務委託として働いていて、自分はこのスピード感にあっているなと思うので、今後スタートアップでCTOなどをやってみたいという目標ができた。

この本は、エンジニアになりたい人がどの様に活躍していけるのかというヒントが掴めるような内容だなと感じた。著者である菊本久寿さんはWebエンジニア就職のためのプログラミングスクール「RUNTEQ」を運営しているため、未経験エンジニアのロードマップを深く理解しているのだろうなと。
今自分自身が抱えている課題のヒントが得られたと思う。

自分自身が抱えている課題として、まずエンジニアでどの様な仕事がしたいのかがよくわからないこと。42ではバックエンド側の勉強をしていて、確かに面白いがなんとなくのめり込めないなあと感じている。業務委託ではデザイン系の仕事もしており、「デザインで人の行動が変化する面白さ」×「デジタルの便利さ・わかりやすさ」を仕事にしたいなあと思っているのでフロント側の仕事の方がやりたいことのベクトルとマッチしているのかなとモヤモヤしていた。

スタートアップの文化についてもわかりやすく書かれていた。今現在ベンチャー・スタートアップ界隈に片足を突っ込んで生活しているため、その通りだなと感じることが多かった。
特に納得した部分は、会社は数年で9割倒産すると言われているが、体感でそんなことがないという部分。
私が今年フリーランスになって、ベンチャー・スタートアップの人たちと出会って感じたことは思ったより、人との結びつきが強いこと。そのため、今やりたいことを明確にし続けていたら誰か手を差し伸ばしてくれることが多いんだなと感じた。だから倒産が体感少ないと思うのも頷ける。また、倒産しても誰かが救ってくれるというのも分かる。(その分の能力が必要だと思うが。)

この本での一番の学び

この本を読んで、まずエンジニアはSI業界とWeb業界に分けられていることを知った。そして、自分はWeb業界に行きたいとはっきりさせることができた。
よくエンジニアはブラックだ!!と言われるのはSI業界が多いらしい。(会社によるだろうけど)SI業界は下請けが多く、一番下はコードを書くこともできないと。

次の自分の目標は、周りの不便を実際にプロダクトに反映させてみること。今までは、Webサイトを作るべきなのか・アプリを作るべきなのかという、方法ベースで考えていたが実際そんなことはどうでもいい悩みだって気づいた。
エンジニアは、世の中の不便を解決するための方法を生み出す人だからだ。

今感じている課題は特にないが、2023年の目標として一つ自分でプロダクトを作ってみることにする。

まとめ

年越しのタイミングでこの本と出会えてよかった。来年の自分の方向性を考える上で、とても鍵となるものが得られたと思う。来年は自分でプロダクトを作ってみる。


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