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習慣は「成長を期待する」と失敗する!?

人間、誰しも成長したい。

昨日の自分より今日の自分は
少しでも、成長できてる証がほしい。

成長したな~と思えると、
またがんばりたいな~と思えます。

いわゆる
「成長=モチベーションアップ」
になる。

と、思ったら
大きな間違い!(-∧-)/


習慣に取り組んでいるときは
「成長=モチベーション」にはならない。

習慣では、”成長を期待してはいけない”
のが正解。

成長に期待しないほうが、
習慣は取り組みやすく長続きします。

どうして、
成長に期待してはいけないのか?

その理由についてお話しします。


成長とは、できなかったことができたり
満足のいく自分になること。

つまり、劇的な変化が起きるからこそ、
「成長できた」と感じます。

ところが、習慣に取り組むなかで
成長には期待してはいけません。

実際には、”成長という花”
すぐには生えてきません。

ほんとうに、
ごくまれに感じるぐらいです。

だからこそ、そんな成長に期待していると
思わぬ反動を食らいます。

「どうして、成長できないんだ」
「これだけやっているのに…」
「やっぱり、自分には合っていない」

成長という報酬に期待したり、
モチベーションアップと考えるからこそ、
かえって習慣に取り組めなくなります。


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成長は「宝くじ」

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成長は、
めったに感じるモノではありません。

「たまにもらえたらラッキー程度のモノ」

「宝くじ」のようなものです。

宝くじを買う人に、
「よし、ゼッタイに当ててやる」
と思って買う人はいません。

もしかしたら、あわよくば…
という軽い気持ちで買う人が
ほとんどでしょう。

ゼッタイに当てる=期待する

こういう心理で「宝くじ」を買っていては
正直、神経が持ちません(-_-;)

毎回、買うたびに
「また、外れた~」と落胆するだけです。

そもそも、まず当たるはずがないのが
宝くじだからです。

習慣において、成長に期待するのも同じ。

成長に期待しながら習慣に取り組むと
「また、成長できなかった~」と
ネガティブになるだけ。

そもそも、成長はめったに
くるもんじゃないので。


✔子供は成長に期待しながら
 がんばってはいない。

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たとえば…
子供が自転車に乗れるようになるのに、
いきなり乗れるようにはなりません。

補助輪付きの自転車にまたがり…

ペダルをこぐことに慣れて…

ハンドルを握って操作できて…

長い年月をかけて、少しずつ少しずつ
自転車に乗れるようになります。

このとき、チャレンジするお子さんは
「わ~成長している」と思いながら、
自転車には乗り続けていません。

ただ、ひたすらに
「早く乗れるようになりたい」
という思いに必死なだけ。

自転車に乗れる友達と、一緒に遊びたい。

その思いが強いだけです。

むしろ、「成長したな~」と感じるのは、
子供を見ている親御さんのほうでしょう。

子供は、あくまで
”成長をモチベーションにはしていない”
ことが分かります。


✔大人になると、なぜか
「成長」を期待してしまう

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でも、大人になると、なぜか
成長に期待するようになります。

子供と違って、大人は経験豊富です。

人から聞いた話やネットで調べる、
自己体験など…
多くの経験をもっています。

だからこそ、成長した自分を想像します。

想像できるからこそ、
期待をしてしまいます。


数字や見える結果が分かる範囲であれば、
成長を期待していいかもしれません。

ただ、習慣においては”成長という兆し”
めったに見られるものではないので、
やはり期待してはいけないでしょう。


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✔習慣に取り組むなら
「成長」には期待しない

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習慣において、なにかを
モチベーションにしたいのであれば、
ポイントがあります。

それは、成長に期待するのではなく、
行動そのものに報酬を見つけること。

たとえば、早朝のランニングであれば…

10km走れるようになった⇒ではなく、

早起きして、ランニングシューズを
履けたことを報酬にする。


”習慣を続けられた”という
「自己肯定感」を報酬にしましょう。


成長に期待したい気持ち、すごい分かります。

だからこそ、習慣においては失敗の原因です。

明日から習慣には期待しない。

実践してみてはいかがでしょうか?

では、また。
失礼します。

サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!