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どうして目的を見失うのか?やるべき行動から逃げてしまう理由

おつかれさまです!
習慣化を応援するnoteを書いています。

習慣応援家のshogoです。

今回のテーマは「どうして目的を見失うのか?やるべき行動から逃げてしまう理由」です。

目標を目の前にして、どうして行動できないのか…

それは、やるべき行動を後回しにして、べつの行動に走ってしまっちゃうから!

自分もついつい「やるべき行動」を後回しにして、ゲームしたり、テレビ見たり…と、やりがちです。

行動を起こすときにかぎって、わき道にそれる人に読んでほしい内容です。



勉強するために片付けを始めたのが失敗だったのか!?

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あなたは、こういった経験はないでしょうか?

勉強するために、机の上を片付けようと、フッと思ったある日。

机の上をキレイにしようと物をどかしているうちに、読みかけの漫画を見つけて、続きが気になり、ちょっとだけ読みだす。

漫画を読み終えて…

「あれ…やばいっ!片付けしないと!」

と、思いだす。
片付けを再開すると、スマホの着信音が「ピロリンッ!」と鳴る。

「あっラインが来てる。返信してから片付けしよう…」

ラインの返信を終えて、片付けを再開する。

続けて、ラインの返信が返ってくる。

「あっ返ってきた!返信しないと…」

片付けしながらラインの返信を繰り返していく。

あっというまに時間はなくなり、片付けは中途半端。

もちろん、勉強すら始めていない。

これは”勉強する”という目的も果たせないまま、わき道にそれてしまった悲しいパターンです


自分にとって大事なことの準備を始めたときに、次々と関係のない雑用を本格的にしてしまい、いつのまにか重要なことを後回しにしてしまう。

誰しもが経験すると思います。

重要なことを後回しにしてしまい、どうして別のことに集中してしまうのでしょうか?

そういった心理が働くのは、悲しいかな…人間らしい理由が隠されています。




やるべき行動を後回しにしてしまう本当の理由

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ついつい後回しにしてしまうのは、深層心理にある大きな理由があります。

それは「やるべきことを、本当はやりたくない」と思っているから。

頭のなかでは「やらないとダメだよなぁ~」と思っていても、無意識の自分は「やらなくていいなら、やらないに越したことはないよね」と考えてしまっています。

だからこそ、やるべきことを目の前にすると、ついつい後回しにしてしまいがちです。

とくに、やりたくない行動から逃げるシンプルな方法は「その行動とちょっとでも関係のある行動であって、しかもカンタンでラクな行動を見つけること」です。

やるべき行動を”やりたくない”と無意識に決めつけてしまい、どうしてもラクな方法に逃げ込んでしまう。

人は、欲求に素直でストレスを嫌う傾向にあります。

だからこそ、ラクで楽しい行動に流されやすい生き物です。

【One Point】
人は、本当に重要でやりたくない行動(頭を使う行動)があるときは、
単純な行動(頭を使わない行動)を選んで、やりたくない行動から逃げようとする。


どうして、やるべき行動から逃げて、どうでもいいことに集中してしまうのか?

三つの理由があります。

ひとつは、目的(目標)が決まっていないこと。

目的(目標)があやふやだと、人はカンタンに言いわけを考えて、横道にそれるように心理が働きます。

「この行動は、自分にとっての目的じゃないから、いまはやらなくていい!」

そんな風に、自分にとって都合よく解釈をして、やるべき行動を起こせないでしょう。


ふたつ目は、シンプルでカンタンだから。

ある学生は英語が苦手で、数学が得意だとしましょう。

総合点を上げるためには、英語も得意教科になるよう勉強しなければいけません。

それでも、英語への勉強時間を多く取ろうと思わないでしょう。

なぜなら、数学のほうが得意で、その学生にとってシンプルでカンタンだと感じているから。

だからこそ、英語よりも数学をおおく勉強しようと思うに違いありません。

自分にとって難しいことに挑戦するのは、根気も必要でストレスが溜まります。

誰が好きで自分からストレスの溜まる行動を、積極的にやろうと思うのでしょうか?

ストレスの溜まる行動だからこそ、工夫が必要でしょう。

ストレスの溜まらないシンプルでカンタンな行動を選んだほうが、自分にとって心理的に健全で取り組みたいと思えます。


三つ目に、都合のいい理由になってくれること。

やるべき行動をやらなくていいように誘導するためには、自分の心のなかで「それらしい理由」がないと、後ろめたく感じてしまいます。

そこで、最初のたとえ話にある「勉強する」の目的に「片付け」という別の目的を理由にすることで、「自分は勉強するために、いまは片付けをがんばっているんだ」という理由付けを作り出しています。

自分にとっての無意識下のやりたくない行動だからこそ、「片付けをする」という都合のいい理由がピッタリと当てはまります。




いまこそ本当にやるべきことに時間を使おう!

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いまから、どうでもいいことに一生懸命がんばることをやめませんか?

人生は有限です。

誰でも生を授かった瞬間に、同時に最後の瞬間も決められています。

もちろん、最後の瞬間は誰にも分からず、いつ訪れるのか分かりません。

だからこそ、一生懸命生きることに意味を見出します。

ただし、一生懸命に取り組んでいることが、本当に自分にとって大切なことなのか…が重要になります。


ついつい、やるべき行動とは関係のないことに時間を割いてしまう。

ときどき、「自分は何をやっているんだろう…」と、むなしくなってしまう。

そんな経験がある方は、一度、見直してみてほしいと思います。

もし、いま取り組んでいる行動に、少しばかり違和感を感じたら…

「その行動をやる意味って、なに?」

…と、自分自身へ問いかけてみてください。

「○○だから、やっているんだ」

そんな風に、なんとなくそれらしい理由を見つけ出せたなら、さらにこういった言葉を問いかけてみてください。

「その行動は本当のやるべき行動ですか?もしかして、大事な行動をしたくなくて取り組んでいない?」

…と。

もし、ドキッとしたなら考え直すチャンスです。

やらなくていい行動に気づけたのだから、今度は自分にとって本当にやるべき行動に集中すればいいだけのことですから…


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

では、また。
良い習慣ライフを。

サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!