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「記事の鮮度」を考えるキッカケをいただいた一日

先日、ステキな記事を拝読いたしました。

山根あきらさんの

記事の鮮度ってあるかもね。
|作品紹介

です。

記事を完成させるにあたり
”いきおい”や”熱量”によって
note記事の読まれ方が変わる点について
解説されている記事です。



山根さんは、ときどきタイトルのみを書き
下書き保存されるとのこと。

その数日後に、書き始めた記事を投稿しても
読者の反応は良くないとおっしゃっています。


だが、
「そんなに大したことじゃないな」
「そんなに声を大にして
 主張したいことでもないな」
「そういえば前にも同じようなことを書いたな」
…なんていう気持ちで書いてしまうから、
書き上げて投稿しても反応はいまいち悪い

 まぁ、そりゃそうだよね。
だって書いてる本人の気持ちが
のっていない
んだから、他の人にも
そういう気持ちは字面を通して
伝わるものなんだろうね。

山根あきらさんの記事より引用


(なるほど…🙄)


 エッセイでも小説でも、私は
「時事ネタ」の記事はほとんど書いていないから、
1年後あるいは数年後に読んでも
内容自体が古くなるはずはないのに、
「熟成下書き」よりも「即席記事」のほうが
はるかに多く他の人に読んでもらえる

山根あきらさんの記事より引用

たしかに!

と納得の一言です。

わたしの経験からも
下書きフォルダに保存された記事は
まさに”冷蔵庫の野菜”と同じ。

数日、数週間と時間を空けるほど
「鮮度は落ちる」と感じます。

それこそ、ノリといきおいで書きあげた
「即席記事」は読者ウケが良いのです。



✔鮮度を
 大事にする

読者に読まれる傾向として
「熟成下書き」より「即席記事」が
読まれると山根さんはおっしゃいました。

なぜ、即席記事は読まれるのか。

わたしなりの経験則では
3つのポイントが考えられます。


①作者の熱量
②お手軽でサクッと
③目的が明確


以上の3つです。
ひとつずつ解説します。



①作者の熱量

即席記事が読まれる傾向として
”作者の熱量”は重要です。

「いま、こういう想いを
 皆さんに伝えたい!」
といった熱量は
文面をとおして伝わります。

それこそ、リアルタイムで
脳内思考をフル回転させた文章は
水を得た魚そのもの。

当然ながら
「いま!その瞬間」を出発点とすれば、
いま!その瞬間に書きあげる記事は
フレッシュの塊でしょう。

完成させた記事をのちに読み返すと
「なんじゃこれは…
 いきおいだけの恥ずかしい文章だ」
と感じた人は少なくないはず。

でも、そうした”いきおいだけ”の文章も
味となり読者の心を動かします。


そうした熱量に当てられて
読者は読みたくなるのだと感じます。




②お手軽でサクッと

即席であるがゆえに、多くは
1,000文字~1,500文字にまとまった
サクッと読める記事が完成します。

なぜなら、
いきおいとノリで書きあげるから。

もちろん例外もありますよ😅

「あれも、これも」と
持続した集中力を持てば
3,000~5,000文字を超えた大作も
”即席”で作れるかもしれません。

でも、大概は集中力が持ちません。
いきおいとノリなら、なおさらです。

そして、書きあげた文章は
短くも濃ゆい記事となります。

十分に読者を惹きつける文章だと
わたしは考えます。



③目的が明確

最後に「即席記事が読まれる傾向」として
”目的の明確化”が考えられます。

「これを伝えたい!」と考えることは
言い換えると
「目的がハッキリしている状態」です。

だからこそ、文章に迷いが生まれません。

「こういった点を伝えたいんです!」
という文章は、読者に説得力を与えます。

かりに
「こっちもいいし、あっちもいいし…、
 どっちが良いでしょう?」という内容では
読者としても困惑します。

それよりも、断言できるほど
「これがいい!」という目的を決めたほうが
読者も読み進めたくなるのです。



* * * * *



「熟成下書き」を
否定しているわけではありません。

長年、下書き保存して
「いまこそ!」というタイミングで
書きあげるのもアリかと…

でも、多くの場合は
腐れ切った消費期限の切れた記事が
下書き保存されてはいないでしょうか。

わたしの下書きフォルダにも
「これって、いつ書きあげるんだ😓」と
悩ましい記事が埋蔵されています。


記事を供養する意味でも
せっかく書きだしたのだから
光りを当ててあげたいですよね。

もちろん、長期にわたり熟成された文章も
それなりの味を作り読者を魅了するでしょう。


長編小説のような熟成下書きの記事も
読まれるようになればいいな、
とも思っている。
そういう作品の場合、
即席記事の場合とは違って、たぶん答え合わせ
ずっとあとになるんだろうけどね。

山根あきらさんの記事より引用


「答え合わせ」を待てない人は
即席記事をオススメします😊

どちらを選択するかは
あなた次第です。

では、また。
失礼します。

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